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 昨日に続いて雨の朝。午前6時の武蔵境の気温は6℃だとかで、前日よりも一段と寒くなりました。この日は、神田駅迄中央線快速に乗り、京浜東北線に乗り換えて品川駅に向ったのですが、車内でYahooビックリマークの運行情報を確認したところ、JR横須賀線の側壁支障により品川駅~東京駅間で運転見合せとの情報を得ました。

 NHKの正午のニュースでは、午前3時10分頃にJR横須賀線の品川駅~新橋駅の上り線のトンネル内で複数のコンクリート片が落下しているのが見付け、換気口のコンクリートの壁の一部が剥がれていることを作業員が確認したのだそうです。その後、運転見合せは東京駅~横浜駅に拡大、成田エクスプレスも始発から運転見合せが続いていました。

 

 この日、出掛ける前に昨日途中迄視聴したNHK-G《運転席からの風景 JR武蔵野線》を終点西船橋迄見届けることが出来ました。

 

 南越谷では夏の阿波踊り、越谷レイクタウンでは2008(平成20)年の駅開業以降の発展の様子も併せて紹介。山手貨物線のバイパスとして開業した歴史を踏まえて、今は無き武蔵野操車場(現新三郷ららシティ・イオンタウン吉川美南)や越谷貨物ターミナル駅についてもきちんと紹介していました。

 

 番組では府中本町駅から西船橋駅迄の旅客区間を採り上げていましたが、府中本町から南側に南武線のほかに貨物線としての武蔵野南線が走っていますから、営業キロは鶴見駅から西船橋駅迄の100.6km。貨物線としては、東北本線と東海道本線を結ぶ大動脈の一部ですし、旅客区間も西船橋駅から京葉線と相互乗り入れして東京駅迄乗り入れており、《東京メガループ》(武蔵野線・京葉線・南武線・横浜線)を形成する一部となっています。

 

 さいたま新都心に在る関東農政局に出向くときや、越谷レイクタウンに在るメンタルクリニックに同行受診に行くときにしか利用したことが在りませんでしたが、貨物列車を確認し乍ら、府中本町から東京駅迄乗車してみるのも楽しそうだと思いました。

 

 番組が撮影されたのは夏の時季だったようで、運転席の車窓には大きな白い雲がぽっかり浮かび、両側の窓の外は草いきれのにおいがするようでした。延々と続く緑と工場の風景が続いていましたが、越谷レイクタウンの前後だけ大規模マンションが林立し、一寸した都会の風景になっていまいた。

 2月23日19時30分‐19時57分には特番として《中川家礼二の沿線いちオシビックリマーク放送され、武蔵野線も採り上げられるようです。ま、こちらはバラエティですけどね。

 ところで。

 「専門知識がないままペットの販売のためにトイプードルの尻尾をはさみで切ったなどとして、動物愛護法違反の疑いで書類送検された」という事件で警察が押収したトイプードルが、警察の委託に基づいて保護していた高知保健所で死亡したり行方不明になったりしたという理由でブリーダーに刑事告発されているそうです。

 高知放送のニュースによると、当該ブリーダーが書類送検された理由は「獣医師の資格がないにも関わらず、飼育していた犬4匹の尻尾と前足の第1指である親指を切り、不必要で強度な苦痛を与え傷つけた疑い」とのこと。警察が捜索した上で、「鎮痛剤や麻酔の処置を行えない中でハサミを使い尻尾などを切断し痛みを与えたことが動物虐待にあたると判断し、2月20日に書類送検」したそうです。

 

 どのような生体にどのような断尾を施術したのか判りませんが、プードルに限らず、さまざまな犬種で生れて間もない幼犬に断尾が施されて来ました。亡父が昔飼育していたドーベルマンのサムくんも尾の無い状態で我が家にやって来たものです。幼犬に麻酔をするのはリスクが在りますので、麻酔無しで断尾が行われていたものです。ドーベルマンは嘗ては立ち耳が一般的でしたので、もう少し大きくなってから麻酔をして断耳をしていました。

 

 使役犬に断尾・断耳を施すのは使役中の怪我や病気感染を防ぐ目的が在りますが、ペットとして飼育されるイヌにも断尾・断耳を施すのは《審美的理由》以外に在りませんので、このような施術を行わないブリーダーも増えて来ました。

 

 高知新聞の記事は会員登録しなければ読めませんので、保護したワンコたちが一体どういう状況で亡くなったり行方不明になったりしたのか判りません。気になりますが、続報を待ちたいと思います。

 

 一方、こちらは2月22日の《羽鳥慎一モーニングショー》が採り上げた《空港検疫》の話題下矢印

 現場のリポートでは、空港で活躍する検疫探知犬のお仕事も紹介していました。検疫探知犬がその場でお座りすると持ち込み禁止品のにおいがする合図。疑わしい食品が入っていると思しき袋を開けてみると、禁止品と禁止されていない食品が入っている場合が在るので、職員が一つ一つ確認しなければなりません。

 

 病害虫の可能性が在るから生の植物はダメなのよ、CSFやASFは加熱した肉から感染する可能性が在るから肉料理もダメなのよ、という簡単なことが来日外国人に余り知られていないという事実。もしかすると、日本人観光客の中にも諸外国の空港検疫で押収されたことの在る人が沢山居るのかも知れません。


 1月31日付産経新聞は、日本航空傘下の格安航空会社ジップエアトーキョーが「海外に食肉を持ち出す際の複雑な検疫手続きを、貨物会社などが代行。外国人観光客らが簡単に国外へ持ち出せるように」するサービスを始めたと報じていました。

 記事によると、「日本から飛行機で食肉を海外へ運ぶには、衛生証明付き商品を購入し、空港の動物検疫所で輸出検疫証明書を得る必要がある。航空貨物を扱う日航の系列会社や、商品を調達するJA全農ミートフーズが、乗客に代わり手続きする」のだとか。

 

 搭乗前に同社公式サイトで購入すると、搭乗便に冷凍状態で搭載され、到着地で手荷物として受け取ることが出来るそうで、販売するのはA5ランクの鹿児島県産和牛だそうです。

 

 昨年8月24日にはNHK横浜放送局が、新港ふ頭客船ターミナルでクルーズ船乗客を対象に行われた説明会の様子を報じていました。

 これを見ると、矢張り植物検疫・動物検疫やコピー品による知的財産権侵害について知らない人が少なくないようで、番組では

 

「植物防疫所というと、鉢に入った観葉植物のイメージだったけど身近なフルーツも対象だったのでびっくりした。船で出されたご飯や機内食のフルーツなどをあとで食べようと思って、うっかり持ってきてしまう人もいるだろうから気をつけなければと思った。」

「(偽物のブランド品をみて)パッと見ただけでは、全然分からなかった、ショッピングするときも気をつけないといけないと思った。」

 

などの声を拾っていました。