日曜日の夕方、偶然にも実に久し振りにTV朝日《路線バスで寄り道の旅》を観て仕舞いました。
《路線バスで・・・》と言い乍ら、この日のOAを観ているとバス停でバスを待つシーンが出て来ません。怪訝に思い乍ら番組を観続けていると、バスのリアヴューが映ったとき、ボディーに《銀河鉄道》と書かれていることに気が付きました。
コロナ禍を経て路線バス・観光バスともに利用客が減少したことによって、観光バスの収益で路線バスの赤字を補填することが出来なくなったのは何れのバス事業者も同じですが、規模の小さな乗合自動車事業者にとっては大変厳しい時期でした。
ところが、銀河鉄道のニュースリリースには2月19日付で「日曜の夕方の顔、徳光さんの『路線バスで寄り道の旅』、2月25日放送予定分の撮影に協力させていただきました。あんなところやこんなとろ、寄り道にお付き合いいたしました。ぜひぜひご覧ください。」というお知らせが掲載されていました。どうやら、2週連続で番組収録に協力した模様。2月18日のOAでは、番組の最後に徳光和夫さんとゲストの岩城滉一さんが運転席にお礼の一言。何と運転手を務めていたのは銀河鉄道の山本社長でした。
銀河鉄道のニュースリリースには、2月13日付で「2024年1月4日に減便を伴うダイヤ改正を行いましたが、乗務員の確保を含め取り急ぎ1路線ではございますが、運行ダイヤ数を元に戻せる体制が整いました。2024年2月19日より平日・土曜日の小平国分寺線のダイヤ数を改正させていただきます。」というお知らせが掲載されていました。
乗務員不足の深刻さは重々承知している積りですので、無理はしないで頂きたいのですが、気持ちとしては何とか頑張って頂きたいと思いました。
話は変りますが、朝の連続テレビ小説《ブギウギ》第21週のサブタイトルは《あなたが笑えば、私も笑う》だそうですね。
先週金曜日に黒澤明作詞・服部良一作曲《ジャングル・ブギー》のステージがOAされたばかりですが、このサブタイトルを目にして思い出すのは、
♪二人で笑って暮らせばラッキーカムカム
という歌詞です。
「なんだっけ、この歌」
タイトルが思い出せませんので、うろ覚えの歌詞を入力して調べてみたところ、歌い出しはこのような歌詞でした。
♪あなたがほほ笑むときは私も楽し
♪あなたが笑えば私も笑う ヘイヘイ
「あ~、何だ《ヘイヘイブギー》だ」
確認したところ、作詞は藤浦洸先生(1898-1978)。淡谷のり子先生の《別れのブルース》のほか、霧島昇とミス・コロンビアご夫妻の《一杯のコーヒーから》、笠置シヅ子さんの《アイレ可愛や》で服部良一先生と組んでいました。
このほか、高峰三枝子《南の花嫁さん》では任光さん、《東急フライヤーズの歌》では古関裕而さん、《ラジオ体操の歌》では藤山一郎先生と、数々の作曲家と組んで作品を残しておられました。
また、《馬込文士村》のサイトには、2023年12月2日付で【NHK朝ドラ「ブギウギ」登場宮本亜門は馬込文士村村民の藤浦洸】という記事が掲載されており、《ブギウギ》の中で宮本亜門さんが演じたのが藤浦洸先生ではないかとしていました。気が付きませんでした・・・・・・
藤浦洸先生について調べて行くと、今月の《名曲アルバム》で《大阪ブギウギ》が採り上げられていることを知りました。わたしはまだ観ていないのですが、歌は矢井田瞳さん、編曲は服部隆之さんだそうです。
前回の《らんまん》のときも、「あの配役のモデルは誰だろう」と随分考えさせられましたが、これもまた朝ドラを視聴する上での楽しみの1つですね。
とは言え、ドラマの放送回数が残り少なくなるに連れ、羽鳥先生は《青い山脈》をヒットさせたり、展開が早くなって来たことが気になります。主人公の福来スズ子ももう直ぐ美空ひばりや江利チエミにその座を譲り、女優へと転向して行く気配が・・・・・・。
笠置シヅ子さんが最晩年に乳がんで入院していらした折、看護婦さんたちに
「鶴瓶のおかんです。」
と言って笑わせていたというエピソードを当時の看護婦さんの1人が鶴瓶さんご本人に教えたことが在りましたが、どういう終り方をするのか、まだまだ目が離せません。
からし蓮根が1つ在れば、ご飯がどんどん進むのですが、野菜もタンパク質もこれでは足りませんので、オニオンサラダを炒め、鶏腿肉にも焦げ目を付けてから、牛乳とシチューミックスを使ってまたまたシュクメルリにしてみました。