あなたもスタンプをGETしよう

 関東地方に春一番の吹いた2月15日(木)。漸く朝の気温も少し緩んで、手袋をしなくてもかじかむことは在りませんでした。

 

 まだまだ寒かった一昨日(2月13日)の夜、こくらげ宇宙人姉妹2号に頼まれた買物で少し遅くなって帰宅すると、今度は電子レンジが寿命を迎えていたことが判明。急遽、こくらげ宇宙人姉妹2号と近所のコジマに自転車で向うことになりました。

 

「この程度の予算で買えるのがあるだろう。」

 

と思いきや、こくらげ宇宙人夫人の欲しそうなオーブンレンジはレンジのワット数が小さく、オーブンの無いレンジも650w迄しか無かったり、いろいろ迷った挙句、蛍の光が聞こえる頃に漸く1つ選んで自転車の籠に載せて帰りました。予算オーバーの思わぬ出費。みんなが使うものとは言え、「偶にはそっちの財布も使ってよ~」と言いたくなりました。

 

 本当にいろいろなモノの値段が上がって来ましたね~叫び

 

 その日の夜中、ラジオ深夜便からクロード・チアリさんが弾く《オリーブの首飾り》が聴こえて来ました。《オリーブの首飾り》は原題をEl bimboというので、てっきりラテンの曲かと思ったら、クロード・モルガンというフランス人が作曲した曲だったのですね。

 

 元々ディスコナンバーだったこの曲を採り上げて日本でヒットさせたポール・モーリアさんはこの頃まだご自分のオーケストラでチェンバロを弾いていましたが、この曲から後はブラジリアンサウンドに傾倒。ラテン風のディスコナンバーが多くなりました。

 

 確認すると、《オリーブの首飾り》のリリースは1975年。1977年にはリオ・デ・ジャネイロでアルバム《夜明けのカーニバル/ポール・モーリア・ラブ・サウンズの熱い風》を録音しています。ポール・モーリアさんの楽曲の中ではこのアルバムの表題曲が最も好きです。

 この頃、ポール・モーリアさんは、日本国内の都市を音楽で表現したアルバムを制作。1977年には《オー・ラ・ラ・オーサカ》をリリースし、FM大阪などでも良く耳にしたものです。翌年にはクロード・チアリさんがDJを務める《ボンジュールビックリマーク阪急三番街》という番組がFM大阪で始まったので、どうもわたしはポール・モーリアさんとクロード・チアリさんを時折混同するようです。

 ところで、今週目にした興味深い記事。

 2月12日付まいどなニュースにライターの中将タカノリさんが《大阪人が感じた東京との文化の違い》を掲載していました。元ネタは《鉄道プレス》の運営者の方の投稿だそうですが、大阪人が東京で見た印象的なところを7つ挙げていました。曰く、

 

①無言でぶつかる

(☞駅でも電車でもいきなりぶつかってくる)

②マツキヨがめちゃくちゃある

③そばが激ウマ

(☞関東のそばは関西と根本的に全然違う)

④ゴミ箱がほんまにない

(☞西も最近この流れに追従しててよろしく無い)

⑤階段が多く、総じて急

(☞思ったよりESがなく、また階段の勾配が急)

⑥電車で話す人が少ない

(☞ガヤガヤしてないというか、黙って乗っている人が多かった)

⑦天津飯の味が違う

(☞オムライスみたい…いやもうオムライスそのもの) 

 

 天津飯を注文したことが在りませんので⑦は判りませんが、在京40年以上のわたしでも同じ印象を未だに受けますから、偶に上京して来る関西人には印象が強いでしょうね。

 

 東京の《そばが激ウマ》というより、昔の大阪の蕎麦が不味過ぎただけなのですが、2月13日付文春オンラインには【西武新宿線沿線に「本格立ち食いそば屋」が久々に誕生ビックリマーク 元プロボクサーの店主が追いかける「ガキの頃に食べていた“あの味”」】という記事が掲載されていました。

 昨年12月に西武新宿線上井草駅前に新規開店した《そばうどん とらや》は、元日本ランキング1位のプロボクサーだったオーナーが引退後に始めた居酒屋の隣に新たにオープンしたお店。記事によると、「内藤大助さん、竹原慎二さん、畑山隆則さんなどからも花束が届いて大賑わいだった」ということです。

 

 開店の動機は「西武新宿線に立ち食いそば屋がないので、自分がガキの時食べていた小山駅のきそばを思い出し、自分なりに作って提供しよう」と思い立ったことだそうで、魚の風味の強い蕎麦だそうです。気になりました。

 

 一時期、中央線沿線ではお高く止った鼻持ちならない蕎麦屋が出来ては潰れしていましたが、庶民的な西武新宿線沿線で立ち食い蕎麦屋が激減していたとは知りませんでした

 再度大阪ネタに戻りますが、昨年10月に大阪市が撤去した放置プランター103個が全て大阪市立天王寺動物園に引き取られるようになったと2月13日のMBSニュースが報じていました。どうやらラブホテルの目隠しとしてJR難波駅近くの路上に置かれていたようですが、近隣住民もすっかり街路樹だと思っていた程長年に亘って放置されていたそうです。

 

 撤去の告示を掲出しても名乗り出る者が居なかったため、大阪市がこれらを撤去するというニュースを目にした天王寺動物園飼育展示課の係長さんは

 

「ええな~、欲しいな~」

 

と思っていたそうです。と言うのも、植えられている樹木の大半が草食動物の大好きなシラカシだったそうで、天王寺動物園では草食動物の餌としてお金を払って購入しているとのこと。動物の日除けとしても活用出来るそうで、係長さんは

 

「うちで引き取れることになって内心めっちゃうれしいです。」

 

と話していました。