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 小学校の音楽の授業で歌った曲が不意に脳裏に蘇って来ました。

 

♪一丁目の子供駆け駆け帰れ

♪二丁目の子供泣き泣き逃げた

♪四丁目の犬は足長犬だ

♪三丁目の角でこっち向いていたぞ

 この歌について調べてみたところ、雨情の故郷茨城県北茨城市に在る常磐自動車道中郷SAの中に歌碑が建てられているそうです。

 同市内に在る野口雨情記念館が纏めた年譜によると、1919(大正8)年に詩壇に復帰した雨情は、同年《枯れすすき》を作詞し、中山晋平に作曲を依頼。大正10年には童謡集《十五夜お月さん》、童謡《七つの子》《赤い靴》を発表と在りました。

 大正9年に発表されたこの詩について、雨情自身は

 

「よく吠えるあの四丁目の犬が三丁目の角でこつちの方を見てゐるから、一丁目の子供たちも二丁目の子供たちも吠えられないうちに急いでお家へかへんなさいといふ町中でよくあるかうした事をうたつたのであります。この童謡は最も無邪気に子供と犬とを取り合せたところに、童心の境地があるのであります。」

 

と書き残しているそうです。簡単で短い歌詞ですが、こういう情景だったのですね。わたしはてっきり、一丁目や二丁目の子どもをびびらせたいじめっ子が三丁目で野良犬に凄まれてびびっている様子かと思っていました。

 別のブログは国語学者の金田一晴彦さんの解釈を紹介していました。金田一先生によると、この歌の舞台は雨情が中学時代に住んでいた文京区本郷なのだとか。湯島と本郷の区別も付かない位わたしには土地勘が無いのですが、今はすっかり都心になっている辺りにも野犬が居たのでしょうかはてなマーク

 

 100年以上も前、しかも、七つの子や赤い靴よりも前に作られた曲だと知って少々驚きました。

 

 この日・・・・・・、

 スーパーに買い物に出掛けると、このようなソース上矢印が目に止まりました。久し振りにバッファローチキンウィングでも作ろうと思っていたので、使ってみることにしました。
 
 バッファローチキンウィングにはいろいろなレシピが在るようですが、バター、ガーリック&チリソース、ケチャップ、モルトビネガーをお鍋にお入れて置き、オリーブオイルで素揚げした手羽先と手羽中をその中に入れて良く絡めてから、オーブンには入れずにお鍋で加熱しました。
 手羽に下味を付けて小麦粉を絡めたり、ブルーチーズソースを作ったりするのが本当の作り方ですが、なるべくキッチンを汚したくないので大分手を抜きました。
 バッファローチキンウィング。アニメの《デビルマン》の技のように聞こえるのはわたしだけでしょうかはてなマーク
 
 この日はこくらげ宇宙人姉妹2号に頼まれて、薄力粉、シナモン、チョコレート、チョコペン、粉糖などなど、クッキー作りの材料も購入。
 午後からキッチンに籠っていたこくらげ宇宙人姉妹2号でしたが、出来上がったクッキーを試しに食べてみるとなかなかの出来でした。
 
 それにしても・・・・・・。
 
 物価上昇はひと段落と聞いていましたが、小麦粉やオリーブオイルなどベースとなる食材価格が随分上がった気がしました。紛争による減産、物流の混乱、気候変動による不作、円安の進行など原因はさまざまですが、復興予算や海外支援などの財政出動が求められる中、益々円安が進行しそうで、誰がやっても財政運営が難しい時代になって来たように感じました。