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 除雪した雪以外は粗方融けて乾いて来ました。5時半前にバス停に向って歩いて行くと、気象予報士の伊藤みゆきさんが名付けた《鏡三日月》が東の空に大きく輝いていました。本日の月齢26.6日で土曜日が新月のようです。
 毎年、小正月前後と建国記念の日前後に南岸低気圧が海上を通過する度、雪害にはらはらする東京。物流にも影響が生じ、先ず目に付いたのはコンビニの棚の淋しさ。首都高速道路が予防的通行止めを実施したため、東京都中央卸売市場各市場では入荷が遅れました。職場のニュースクリップに目を通すと、豊洲市場に入る予定の西日本のトラックが引き返したようですね。

 結局昨日の都内は最高気温が10℃を下回り、東京新聞Tokyo Webによると、「都心で5.4度、江戸川で5.2度。練馬は5.7度、八王子でも5.9度」だったとか。雪が止んで1日経っても、首都高速道路新宿線と池袋線は通行止めの侭でした。

 しかし、基本的には暖冬傾向が続いているため、全国各地のスキー場は雪不足に悩まされているようです。

 2月5日の神戸新聞NEXTによると、1月下旬になって寒波が到来したため、兵庫県但馬地域のスキー場が漸く再オープンすることが出来たそうです。

 

 記事によると、「豊岡市の年間降雪量(10年平均)は1980年代から90年代で一気に約140センチも減り、その後も減少傾向が続く。レジャーの多様化も重なり、但馬のスキー客数は近年、最多だった95年度の3割程度に減った」とのこと。お蔭でスキーブームのときに11箇所も在ったスキー場も今では3箇所、宿泊施設も約350軒から約80軒に迄減少しているとか。

 

 記事は豊岡市の奥神鍋スキー場を取材していましたが、電気代が高騰する昨今、人工造雪機を使うと赤字が増えるため、今は自然雪頼みだそうです。ウィンタースポーツを取り巻く環境は厳しくなっているのですね。

 2月21日からはやまがた雪未来国スポが山形県の赤倉温泉スキー場などで開催されます。ジャイアントスラローム会場の赤倉温泉スキー場では雪不足のため今月から雪の搬入を開始。昨日からはコース整備のため、営業を休止しているそうです。

 

 YBCニュースによると、最上町は2月1日から新庄市や鮭川村から雪を運び入れ、6日までに10tトラック320台分(3,200㎥)が運び込まれたとのこと。5日現在の積雪は、「ゲレンデの上の方で35cmから40cm、ふもとで15cmから20cm」だそうで、去年の3分の1程度。 「競技のためには圧雪後に50cm以上の雪が必要」なのだとか。

 

 国スポのジャイアントスラロームはオリンピックやワールドカップのアルペン競技と違って一発勝負ですから(☞某県知事名による選手派遣依頼文がわたしの職場に届いたので、慌てて勉強しました)、コンディションはとても重要です。

 香川県唯一のスキー場《スノーパーク雲辺寺》は2020年に閉鎖され、通年営業の公園に生れ変りました。雲辺寺山の近くには徳島県三好市の井川スキー場があるようですが、頑張っているのでしょうかはてなマーク

 

 気になった記事をもう1つ。

 葛飾区の新宿(にいじゅく)交通公園に「1周320メートルのミニSLのレールや車体の外装をプラレール風に、足踏み式のゴーカートをトミカ風のデザイン」にする改修を葛飾区が実施するそうです。協力するのは勿論区内に本社の在るタカラトミー。新年度予算に設計費1,300万円を計上して2029年のオープンを目指すのだそうです。