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 東京は風の冷たい1日になりましたが、OZmallには早くも小金井公園のサクラの開花予想が掲載されていました。

 開花予想は3月15日頃、満開予想は3月26日頃で、概ね昨年並みだそうです。

 

 1月25日付で時事通信が配信したこちらのニュース下矢印

 大阪府警察本部が能登半島地震発災翌日の1月2日から8日迄の間に被災地に投入した警備県が、輪島市内の家屋倒壊現場で行方不明者を捜索していたところ、ひと声叫んではハンドラーの顔を見上げ、その場に座り込んだそうです。

 

 記事によると、「訓練では、災害現場を模した場所で木箱などに人が隠れ、ほえ続けることでハンドラーに要救助者の存在を知らせる。それ以外の場面ではほえないように訓練されており、一度だけほえる合図はない。崩れた家屋で見せた反応は、これまでにないものだった」ということです。

 

 ハンドラーの森島警部が驚いて機動隊の別の警備犬に捜索させたところ、既にお亡くなりになった方を見付けることが出来たのだそうです。森島警部は東京新聞に対して

 

「一人でも多くの人を救助し、家族の元に帰してあげたいと活動したが、全然見つけられなかった」

 

と悔しさを伝えたのだそうです。

 一方、警視庁も1月3日から警備犬2頭を珠洲市に投入。先に現地に入った警視庁の災害救助の専門部隊《特殊救助隊》などと連携して活動したとのこと。

 また、1月5日付産経新聞は、自衛隊が投入した航空自衛隊浜松基地所属の警備犬ジェニファー(ベルジアン・シェパード・ドッグ)が輪島市内の家屋倒壊現場から高齢女性を発見、無事救出したと報じていました。

 

 記事によると、「警備犬は現在、航空・海上各自衛隊の主要基地や分屯基地などに導入されている。過去には陸上自衛隊でも扱っていたが、現在は配備していない」そうで、航空自衛隊では昭和36年から歩哨犬として基地内巡回警備、不審者警戒、爆発物・不審物の探知などの活動を開始、平成25年に警備犬に改称。東日本大震災以降は災害救助犬として派遣されるようになり、西日本豪雨北海道胆振(いぶり)東部地震(平成30年9月)、熱海市大規模土石流災害(令和3年7月)などの現場で行方不明者を数多く発見してきたそうです。

 

 記事は最後に、

 

「警察犬が事件の容疑者など特定の人間の臭いを覚えて捜すのに対し、救助犬は、空中に浮遊する不特定多数の人間の臭いを感知するよう訓練されている。自衛隊では、救助犬訓練士協会などNPO法人からの指導も受けるなどしているという。」

 

と補足していましたが、これらの記事を読んで、使役犬は訓練次第で人間が要求する能力を身に付けることも出来るし、人間の要求以上の動きもすることが出来るのだと感心しました。

 1月17日付まいどなニュースは、民間の捜索救助犬活動団体《捜索救助犬HDSK9》による捜索活動をリポート。発災後2時間で現地に向おうとしたところ、珠洲市に向う道路は全て不通。漸く市内に到着すると、珠洲消防署の要請を受けて一軒ずつ確認して回ったところ、「泥のなかで身動きが取れず意識朦朧としていた高齢者を発見。ハンドラーさんによって無事救出された」ということです。

 

 泥に足を取られて進めなくなった救助犬を陸上自衛隊衛生科の隊員が救急車に乗せて現地迄連れて行ってくれたりし乍ら捜索活動を続けた民間救助犬ですが、公的補助や補償は一切無いのだそうです。

 

 警察や自衛隊に所属する警備犬以外にも数多くの使役犬が国内で働いていますが、寄付金以外に使役犬の育成を後援する制度を作れないものでしょうかはてなマーク

 チヨコちゃんも今から使役犬になるためのお勉強するはてなマーク