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 阪神淡路大震災発災から29年目の1月17日夜、日比谷公園(千代田区)でもキャンドル200個を1.17の形に並べて《1.17の集い》が開かれたとのこと。

 神戸会場とネットで結んで、午後5時46分に黙祷を行ったそうです。東京新聞Tokyo Webによると、集いに参加した俳優の卯内里奈さんは「おなかの中に妹がいる母が覆いかぶさって守ってくれた揺れの瞬間を覚えている」と話して呉れたそうです。

 

 同じ時間帯に丸の内で所用が在ったのですが、このような集いが行われていることを知りませんでした。近くに居たのに残念でした。

 所用の後は久し振りに丸の内仲通りを通って東京駅へ。
 途中、丸の内ブリックスクエアを通り抜けようとしたところ、三菱一号館美術館の外壁が覆われています。去年の4月10日から今年の秋迄長期休館中だそうです。
 一号館広場を通り抜けて大名小路(都道402号線)からKITTEの前へ。都庁が丸の内に在った頃、一斉に発送する浄化槽清掃助成券をカートに載せて、何回か此処に運び込みましたっけ。
 丸の内南口から東京駅へ入り、1番線の3階ホームに向いますが、その前に1番線のエスカレーターの近くに在る《木の実スイーツNoix》へ。
 さて、翌日1月18日付読売新聞オンラインが興味深い記事を掲載していました。

 1月20日未明にに月面着陸するJAXAの無人探査機に、タカラトミー(葛飾区)などが開発した月面探査ロボット《SORA-Q》が搭載されているそうです。葛飾区郷土と天文の博物館で12月27日に開催された体験学習会に参加した児童20人は、展示されていた実物大モデルを目にして口々に

 

「かわいいビックリマーク

「小さいビックリマーク

 

と言っていたそうです。

 

 タカラトミーは「玩具メーカーの技術で社会に役立つ物を作りたい」と考え、2016年からJAXAとの共同研究を開始し、やがて、ソニーや同志社大学も参加。出来上がったSORA-Qはシンプル・軽量・丈夫で、「月面に放出されると、中央から割れて変形し、二つの外枠を車輪として回転させて進む」という仕組みには《トランスフォーマー》の技術が活かされているのだとか。

 

 展示された実物大モデルの大きさは直径8cm・重量250gの小さい玩具ですが、スマホで動かしたり月に向った実物のSORA-Qと同じように写真撮影をしたりすることが出来るとか。記事によると、体験学習会では子どもたちに

 

「天文に詳しい同館専門調査員の鈴木小夜子さんらが月の性質のほか、SORA-Qの仕組みなどを解説。鈴木さんは『1月20日午前0時20分頃、みんなが寝ている時間に月に着陸します。うまくいくように応援してください』と呼びかけた。」

 

ということです。

 

 2023年4月に月面に接近した宇宙企業アイスペースの無人探査機は月面着陸船が制御不能となったため、搭載されていたSORA-Q諸共月面に激突メラメラ叫びビックリマーク 今回はJAXAの無人探査機SLIMに搭載して2023年9月7日に種子島宇宙センターを出発。SLIMのミッションは「月の起源に迫るため、岩石を撮影する」こと。SORA-Qは「周辺を撮ったり、画像データを地球に送ったりして援護する」のだそうです。

 SORA-Qのオフィシャルサイトによると、1月20日午前0時20分頃着陸予定で、1月19日午後11時から月面着陸ライブが配信されるのだとか。能登半島地震対応のため、1月20日開催予定の入間航空祭は中止になりましたが、同じ日にこのような凄いミッションが行われることを知りませんでした。

 SLIMの開発に当って技術を提供した大学や企業ははらはらし乍ら、着陸の時を待っているのでしょうね。