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 成人式に出ないことを選んだ若者の記事に対して

 

「後期試験でそれどころぢゃなかった。」

 

という経験者のコメントが多かったのでほっとしました。


 わたしが当事者だった頃、住民票を移していなかったので地元東大阪市からの招待状は勿論無く、両親も東大阪市からの招待状を転送して呉れませんでした。勿論、大学の後記試験を控えていたので、わざわざ東京から東大阪市に出向く気はさらさら在りませんでしたけどね。

 

 翻って、成人式に関する報道を目にする度、

 

「成人式って後期試験やレポート作成より重要なのはてなマーク

 

って声を大にしてこれらの記事を書いた記者に本音を質問したくなります。

 

 抑々、20歳のわたしの許に東大阪市からの招待状が届いていたとしても、出身高校は大阪市内でしたから、成人式会場に足を運んだからと言って高校の同窓会にすらなりません。

 

 成人式が大切なのは小学校から高校生迄、地元仲間でつるんで来たヤンキー連中位のものであって、それ以外の学生にとってどんな意味が在るのか全く理解出来ません。

 
 ところで、去年12月31日にお亡くなりになった中村メイコさんを追悼する《徹子の部屋》が1月9日に放送されたそうです。

 記事によると、メイコさんは1981年(当時47歳)、85年(51歳)、87年(53歳)、89年(55歳)、2001年(66歳)、10年(76歳)、17年(83歳)、19年(85歳)、20年(86歳)と9回に亘って出演。特に2010年の出演回では《終活》が話題になったようで、

 

「追悼番組をアタシにやってほしいってホントなのはてなマーク

「この番組でやってビックリマーク あなた、死なないと思うのよ。絶対。できれば笑いながら話してよ。(自分は)泣きながら話す人じゃないから。おかしな人でしたよ、って。『徹子の部屋』で是非ともやって欲しい。」

「あなたは長生きのタイプよ、絶対。」

「それは、美人薄命の逆証明ってことでしょはてなマーク 失礼じゃない、それって。あなたも死なない。」

 

というマシンガントークが繰り広げられたそうです。

 

 1月9日配信の現代ビジネスは、メイコさんが87歳の時に発表した《大事なものから捨てなさい メイコ流 笑って死ぬための33のヒント》にメイコさんが綴った次のような言葉を紹介していました。

「死んだときの社会状況にもよるだろうが、きっと青山斎場などしかるべき場所となるのだろう。葬式が開かれるときは私はこの世にいないわけで、残される人たちに任せるしかないのだ。それでもただ一つ、この人に弔辞を読んでもらいたいという希望がある。その相手とは、黒柳徹子さんである。ほとんど学校に通っていない私には同級生の友達と呼べる人はいない。芸能界にも友人は少なく、ひばりさんが亡くなってからは友達と呼べるのは黒柳さんくらいである。彼女は私より一つ年上だけど、きっと私より長生きすることだろう。なぜなら、彼女には旦那さんも子どももいない。そうした相手にエネルギーを浪費することなく、たっぷり温存しているはずだからだ。徹子さんが葬式会場に来たら、こんな弔辞を読んでくれるはず。『この方は一度も一人で電車に乗られたことがないんです。《Suicaがあれば電車に乗れる》と聞いて、果物のスイカを持っていれば電車に乗れると思ったそうですよ』。黒柳さんがこう早口でまくしたてれば、葬儀会場も明るい笑いに包まれるに違いない。」

 

 本に綴ったことと同じ内容をメイコさんは76歳の頃に既に《徹子の部屋》で徹子さんに話していたのですね。

 

 メイコさんの訃報に驚いていると、今度は八代亜紀さんの訃報。12月30日にお亡くなりになっていたことを所属事務所が公表したようです。

 1月11日付読売新聞オンラインは、「コロナ禍を過ごす高齢者らに向け、コンサート番組を無料で生配信し、励まし続けていた」と報じていました。

 2022年5月に始まった40分番組は、Zoomで立川市内の立川スタジオと施設や家庭と結び、YouTubeで生配信されたとのこと。記事によると、「高齢者らは、Zoomを使った質問コーナーで八代さんと交流したり、八代さんが歌う『雨の慕情』の歌詞に合わせて手を振ったり。『亜紀ちゃん大好き』と書かれたうちわで応援するといった趣向が人気を呼び、視聴者が増加。昨年6月28日の番組は2896施設などの10万人以上が楽しんだ」ということです。

 近頃、少なからぬ芸能人が70代前半でお亡くなりになっています。元YMOの高橋幸宏さんが70歳、同じく坂本龍一さんは71歳でした。

 

 以前も書きましたが、平均寿命に貢献しているのは専ら焼跡闇市世代や半世代若い団塊の世代であって、その下の世代が平均寿命迄生きる確率は決して高くないことをわたしたちも覚悟して置かなければなりませんね。