梅雨の短い晴れ間に合せて慌ててそら とお散歩に出掛けたものですが、そんなそら ももう居ません。幸いこくらげ夫人が、隣地に蔓を伸ばしたジャスミンを整理するように注文したので、雨が降り出す前に適当に刈り取ってごみ袋に詰めました。
土曜日の早朝、玄関を開けて駐車場に出てみたところ、植え桝の中のマートルの蕾が開き始めて、夜明けとともにミツバチたちがせっせせっせと採蜜に励んでいました。
蜜を集める子のほかに、後ろ脚に黄色い花粉団子を付けて運んでいる子もいました。
昨日の金曜日、6月9日の都政新報で【東京都環境保全協会 女性だけでごみ収集 足立に続き江東でも検証】という見出しを目にしました。
特別区の清掃作業車の運転など清掃事業を請け負う各社で構成する一般社団法人東京環境保全協会が《女性だけの作業チーム》を編成して、2週間に亘って効果を検証することにしたそうです。
協会では女性や外国人も働けるように取り組みを進めているそうで、女性だけの作業チームは昨年11-12月の足立清掃事務所に次いで2例目。江東区清掃事務所の技能系職員135人は全て男性ですが、清掃事業を請け負う会社では7ー8人の女性作業員が働いているそうで、区では今年度の事務所回収で女性用トイレやシャワーブースなどを整備するとのこと。
女性だけの作業チームを企画した奥田興業㈱の代表によると、足立区での検証では、
「清掃工場に女性トイレが少ないため不便」
「住民に珍しがられ、勝手に写真を撮られた」
などの報告が上がったそうです。
ごみ収集作業員が男性ばかりということに全く気付いていなかったことに我乍ら驚くとともに、清掃事業が東京都の事業でなくなってから四半世紀経過しても尚、女性がごみ収集作業員として働く環境が整備されていないことを改めて知りました。但し、《女性だけの清掃チーム》とニュース検索してみると、自前の保育園を開設するなどしてシングルマザーを中心とする女性が働き易い環境を整備する会社も現れ始めているようです。
社長はこの会社の目指す方向性について
「やっぱり地域に求められる会社を目指したい。男性社員ばっかりのゴミ収集業者と女の子もワイワイ働いている業者だと、やっぱり地域の方々の親しみやすさも変わってくると思う。地域の方に必要とされる企業を目指してやっていきたい」
と話していました。
「すき焼きでも作って」
とこくらげ夫人に言ったところ、贅沢に2パック全部使ってすき焼きを作っていました。お蔭で父ちゃんの分け前はこれだけしか在りませんでした。しかし、矢張りイノシシのロースは美味いですね。脂身が甘く感じました。