記録して置かないと忘れて仕舞うことばかり。5月27日土曜日のラジオ深夜便3時台《にっぽんの歌 こころの歌》で佐藤惣之助作品集を聴いていたとき、
「藤山一郎先生の《青い背広》って、藤原義江さんのタンゴに似てるな~」
と感じたことを、今不図思い出しました。
作曲の古賀政男先生は自作を他の楽曲に取り込んだり、古い自作をリサイクルして別の楽曲に仕立て直したりするので、もしや《青い背広》を仕立て直して藤原義江さんに提供したのかも知れない、と思ったのでした。
確実に裏が取れた訳ではありませんが、古賀先生は昭和14年にハワイからアメリカとアルゼンチンを訪問しており、アルゼンチンではマリアーノ・モーレスさん(1918-2016)に《青い背広》などの自作を演奏して貰ったようです。
「あ゛、そういうことだったのか」
このような訳で、藤原義江さんの《女の嘆き》は古賀政男先生の《青い背広》をマリアーノ・モーレスさんが編曲したものではないかというところ迄判りました。ラジオ深夜便のお蔭で長年の疑問の一端が少し判り掛けて来ました。
それにしても、マリアーノ・モーレスさんてご長寿だったのですね・・・・・・。
さて、日曜日は家族みんながレンタカーでお出掛けしている間に、土曜日に続いて庭仕事に勤しみました。