日曜日の午前中。こくらげ夫人がチヨコを自転車に乗せてお散歩の練習に行くと言うので、わたしもそら号を押して付いて行くことにしました。
すっかり忘れていたのですが、お外の植木鉢にのらぼう菜の花が咲いていました。
前の晩にお庭で動けなくなって助けを求めたそら。鳴き声をこくらげ姉妹2号が聞き付け、わたしを起こしに来たので、お庭で動けなくなったそら をお部屋に連れて帰りました。
この朝、アプローチに出て来たそら をそら号に乗せて暫く待っていると、漸くチヨコと夫人が出て来ました。地面に下りてみたくてくんくん鳴いているチヨコを自転車に乗せて、多摩湖自転車道に向いました。
市役所通りを過ぎて府中道に向っていると、左側には今年も大きなカジイチゴの木に白いお花が沢山咲いていました。
更に暫く進み、チヨコを地面に下ろしてみました。
何でも口に入れて確認したいチヨコは、そら号にも興味津々でした。
チヨコは漸くそらおばあちゃんにも慣れたのでしょうか
この日はこくらげ夫人もそら に優しく話し掛けていました。
自転車を押し乍ら馬の背の土手の上を歩くこくらげ夫人。チヨコにサクラの花を教えようとすると…
「何々、美味しいの」
…やっぱりお口に入れて確認したいチヨコなのでした。
土手の下を覗いてみると、草の中からあちらこちらにキンポウゲが顔を出していました。
この後は、チヨコを歩かせるために、土手から多摩湖自転車道に下りる小径を通って小金井公園に向いました。
夫人もそらとの沢山の想い出を思い出した北口のサクラ並木。夫人はチヨコのリードを短く持って、何とか歩かせようとするのですが、チヨコは下ばかり向いてちょこちょこ歩くか、さもなくばお空を見上げてぴょんぴょん飛び跳ねるか。なかなかお散歩になりません。
その様子を見ていた男の子がチヨコを触ってみたくなったようで、チヨコは暫く男の子とおばあさんに可愛がって貰っていました。この日のお散歩の練習はこれでお仕舞い。