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 お彼岸も過ぎて東京はサクラの季節。コロナ禍で人出の絶えた街なかにもサクラの花は溢れ、疑心暗鬼の人々の心を聊かでも癒したものでしたが、今年は愈々4年振りに海外から観光客が訪れることになりました。

 初めての日本、久々の日本を楽しむために、この季節を待ちに待っていた人々が多かったそうです。嬉しくなるようなニュースでした。

 

 菜種梅雨には早過ぎる気がしますが、木曜日から続く雨の土曜日。昨日、何の弾みか忘れましたが、仕事の最中に不図、床が木だった頃の国鉄車両のにおいが鼻の奥に蘇って来たので、手を止めて《国鉄 床が木 片町線》と検索してみたところ、幾つかの画像が提示されました。高尾山麓にお住いの方による《高尾山麓日記》というブログに、何と1976(昭和51)年3月に片町線で撮影したというクハ79055の写真が掲載されていたのでした。

「わっビックリマーク 運転席の扉や客室の窓枠が木製でニス塗りビックリマーク天井はペンキ塗りビックリマーク

 

 そうでした。だから、床を吹いた油のにおいだけでなく、樹脂のにおいや金属のにおいが混じったようなにおいがしていたのですね。町工場のにおいと言って良いかも知れません。

 

 学校でも終業式の後の掃除の後でしたっけ、モップで床に油引きをしたものです。

 

 懐かしい序でにこちらも春の想い出。Googleニュースのおすすめは《週刊ひがしおおさか》が掲載している東大阪クイズ。3月22日に出題されたのはこちらの写真下矢印でした。

 水を張る前の田んぼ一面を覆うレンゲと向うに見える生駒山の穏やかな姿が如何にも春先らしい懐かしい風景です。右の柵の向こうは第二寝屋川でしょうかはてなマーク

 

 若江東町とキャプションに在りますから八尾市に近い南のほうですね。尤も、長田の紙文具流通センターの周りも昔はレンゲ畑ばかり。水を抜いた田んぼにレンゲの種を播いて置き、春に花が咲いたら鋤き込んで緑肥にするんですよね。

 

 レンゲ畑はアブラナ畑と並ぶ、懐かしい春の東大阪の風景。思いを馳せるは蕪村の春風馬堤曲ですね~。

 

 記事には東軍の武将で若江の戦い(大坂夏の陣)で木村重成に打ち取られた山口重信の墓に触れていますが、Googleニュースおすすめの3月22日付まいどなニュースが採り上げていた《地図で読み解く初耳秘話 なにわおもしろ学 大阪のトリセツ》(昭文社)の表紙をじっくり見ると、大阪電気軌道若江駅の南側に井伊直孝軍に打ち取られた《木村重成墓》の文字が・・・。

 この表紙だけでも随分情報量が多く、省線片町線徳庵駅南側には《稲田桃林》の文字、その更に南側を走る大阪電気軌道沿線は枚岡から布施周辺まで真緑色に塗られています。郊外がまだもの凄く田舎だった様子が良く判ります。記事によると、

 

「昭文社刊の『トリセツシリーズ』は、都道府県別に各県の地形や交通、歴史、産業などのジャンルから、地元でもあまり知られていない初耳な面白話、ちょっと昔を遡ってみて初めて知る往時の物語などを集めて一冊に凝縮した、いわゆる地域再発見の本です。」

 

「特にヒットしたのが2020年10月刊行の『大阪のトリセツ』。内容を一新し、新ネタを集め、この2月に刊行されたのが『大阪のトリセツ なにわおもしろ学』です。」

 

とのこと。久し振りに大きな書店を覗いてみたくなりました。それにしても、《稲田桃林》と言われても、現代の東大阪市民には判らない人のほうが多いのではないでしょうかはてなマーク

 アブラナ栽培が普及する前の名産品だったようですが、産業規模や経済効果を考えるとアブラナや河内木綿の比では無さそうです。

 

 さて、この日はそらわんわん をシャンプーに連れて行く日でしたが、雨は止みそうに在りません。お部屋から雨のお庭を眺めていたそらわんわん をランドリーバッグに入れて、自転車の前籠に乗せました。

 ランドリーバッグの侭動物病院に預けた後、近くのマンションの植栽を覗いてみると、まだアカバナミツマタが咲いていました。

 お買い物をしてお家に戻りました。

 お昼前でしたが、リビングでは家族が思い思いにのんびりしていました。

 じいちゃんも、

 赤ちゃんも。

 夕方、雨が上がった隙を突いて、そらわんわん のお迎えに向いました。

 前日から10℃以上下がったこの日の最高気温。暖かい動物病院からの帰りでしたので、来たときのランドリーバッグに包んで自転車の前籠へ。

 ランドリーバッグの中からお外を眺め乍らお家に戻ったそらわんわん。折角ふわもこになったので、お庭に帰る前に、暫しチヨコと遊ばせてみることにしました。

 フローリングの上では上手く立つことが出来ないのに、そらわんわん はチヨコに興味津々。チヨコも頻りにそらわんわん のお尻のにおいを嗅ぎ回りました。

 小さ過ぎてまだまだ不妊手術をするには早いんぢゃないかと思っているところですが、次のワクチンや狂犬病の注射が済んだら、一緒にそら号に乗ってお散歩出来れば良いなぁと期待しています。