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 葉っぱの形が雑草ぽかったのですが、花が咲いてみればムラサキハナナでした。零れ種から毎年良く咲いて呉れます。お帰りなさい。

  この日、軽くショックを受けたのはこちらのニュース下矢印

 東京に住んでいるわたしには寝耳に水だったのですが、実は2018年度から児童募集を停止していたとのこと。2016年12月9日付毎日新聞によると、定員432人に対して児童数153人(2016年度)と定員を大きく下回る状態が続いていたそうです。

 毎日新聞の取材に応じた副理事長は「地域で私立小学校への期待が大きくない。」と答え、廃校後は学童保育などで校舎の利用は続け、学区域を越えた児童教育に活用する方針を示したそうです。

 

 ヴォーリズさんが聖地と感じる程愛した近江八幡だっただけに、児童が集まらないのは如何にも残念。東京であればまだ何とかなっていたかも知れません。

 
 この日も自宅に戻った後は只管チヨコと遊んでいるこくらげ宇宙人夫人。
 沼津深海水族館で買ったメンダコのパペットをチヨコの玩具にしていました。
 かなりしつこい。

 チヨコのこともですが、もう少しは老犬の面倒もみてやれば良いのにと思うのですが、夫人のほうは老犬のことを

 

「問はぬも辛し 問へばうるさし」

 

とでも思っているようです。

 老犬と言えば、2022年2月に東海テレビが放送したニュースの記事を読みました。愛知県武豊町のドッグレスキュー・ハグでは9年間で保護した276匹のうち16匹の老犬の最期を看取ったとのこと。現在(2022年)も16頭を保護しており、そのうち14頭が老犬なのだそうです。

 《老犬たちの涙》という写真集を出版したフォトジャーナリストの児玉小枝さんによると「自分たち(飼い主)も病気になったり、どうしようもなく施設に処分を依頼したケース」が増加しているとのこと。番組では、街中を1人で彷徨っていた推定16歳のビーグル小雪さんの体調が悪化し、2週間寝たきりになった後、施設のみんなに見守られて旅立つ様子を伝えていました。

 また、3月22日付現代ビジネスには国際セラピードッグ協会の大木トオルさんが登場。現在の活動の契機は東日本大震災発生後に被災し殺処分寸前だった犬たちを「なぜ、助けたのに殺すのか。被災地の犬たちは、災害で家族と離ればなれになった『被災犬』です。殺してはならない」との思いから4匹を保護したことに始まるのだそうです。大木さんの犬に対する思い入れは、子どもの頃、に飼っていた愛犬との辛い別れに基づいているそうで、吃音に悩んでいた自分の声が出る迄じっと耳を傾けて待って呉れたのは愛犬のメリーだったとのこと。しかし、生家はやがて事業に失敗し、メリーも恐らく棄てられて仕舞ったのではないかとのこと。記事の中で大木さんは次のように話していました。

 

「メリーはよそにやられたと聞きました。きっと捨てられたのでしょう。今、私が捨て犬を救う活動をしているのは、子どものころに助けてくれたメリーの恩を、一生をかけて返したいと願っているからなのです。」

 

 歌に吃音を救われたり、結核で一時歌を断念したり、渡米後はアメリカ人のブルースに圧倒されたり、大木さんが体験したさまざまな紆余曲折をこの記事で改めて知りましたが、セラピードッグとの出逢いもまたアメリカでのこと。それからは時間を見付けて施設を訪問し、自分でもセラピードッグの育成を始め、育てた犬とともに施設を訪問するようになったそうです。しかし、と或る動物愛護の会に参加したとき、次のような経験をなさったとのこと。

 

「ある動物愛護の会を訪問したときのこと、参加者の一人が私にこう言うのです。『あなたは日本人ですね。私たちは日本人を認めない。なぜなら、あなたの国には、犬や猫のアウシュビッツがあるからだ。あなたはブルースを歌って影響力があるのに、なぜ自分の国に帰ってそれを変えようとしないのか』と。殺処分のことはうすうす知っていましたが、面と向かって言われて衝撃を受けました。」

 

 記事によると、1979年度における日本の犬の殺処分数は975,000頭。それが2004年度には155,870頭になり、2020年度には4,059頭に迄減少しているとのこと。それでも殺処分ゼロを目指すためには、疾病を抱えていたり高齢だったりして引き取り先が見付からない犬たちに過ごして貰える施設が必要ということになりますが、民間事業では全く収益も出ず、さればと言って公共として税金を投入して良いかどうかは議論になりそうです。矢張り、飼い犬登録とともに月々保険料を飼い主さんに支払って貰うような制度作りの検討を始めるべきと思うのですが、如何なものでしょうかはてなマーク