この日の夜明け前、12月12日(月)に放送された《ヒロイン誕生ドラマチックなオンナタたち》(NHK-G)の録画を観ました。今回は、女優の中村加弥乃さんが2012年にアレッポ市内で銃撃されお亡くなりになったジャーナリスト山本美香さんのパートナーやお父さんに生い立ちや人柄を尋ねたり、ジャーナリストとしての分岐点になった雲仙普賢岳災害の被災者にインタビューを重ねて、山本美香さんの人物像に迫ろうとしていました。
若い頃から進路をはっきり決めていた訳では決して無く、衛星放送の朝日ニュースターに入社したお蔭で取材、編集、放送を独りでこなす日々を過ごすうちに雲仙普賢岳災害が発生。避難所でマスコミの取材に対する怒りに直面する中、1箇月に亘って避難所のお手伝いをする間に見聞きした被災者の声を放送を通じて伝えたことが事件の現場で長期取材をするようになった原点だったそうです。
ところで。
NHK横浜放送局発のNHKニュースによると、12月25日迄WANCOTT(横浜市中区)でNPO法人シャイン・オンキッズの主催でファシリティドッグを紹介するイベントが開催されたそうです。
ニュースでは「『ファシリティドッグ』は、動物介在療法として日本には12年前から導入され、現在は、東京都と神奈川県、それに静岡県の小児医療の現場であわせて4頭が活躍しています」と紹介。「主催した『シャイン・オン!キッズ』の白子晶子さんは『ファシリティドッグが闘病中の子どもたちの心の支えになっていることを知ってもらい、多くの病院で導入されるきっかけになってほしい』と話していました」と結んでいました。
と思ってサイトを覗いてみたところ、何とこんなサービスも在りました
仕事が在るのでなかなか老犬介護の勉強に手を出せずに居るのですが、こういう施設が北多摩地域にもっと増えて呉れれば良いのにと思う今日此頃。わたしが暇を作って勉強して、そら のためにこういう施設を作ってやれれば良いのですけどね。
・・・とは思うのですが、こんなベイリーの姿を目にしたら、どうしても涙ぐんで仕舞います。
・・・というふうに《良い話》の侭で終りたかったのですが、またまた千葉日報が《#千葉県民飼えない動物飼い過ぎ問題》を暴露していました。
12月13日付千葉新報が報じたところによると、今度の現場は千葉市中央区。午前10時25分頃、
「大型犬が2頭うろついている。首輪がない」
という通報で警察官が現場に向ったところ、近くの小学校の敷地内に2頭の大型犬が侵入しているのを見付けたそうです。
そこで、近所に住む女性がペットフードを持参しておびき寄せ、小学校職員と警察官が協力して発見から約40分後に大型犬の身柄を確保。どうやって確保したのか、詳しい模様は千葉日報の紙面からは判りませんでしたが、体長は何れも60-70cm程とのこと。
千葉日報の記事では逃がした飼い主が名乗り出たのか、警察官が見つけ出したのかも判りませんでしたが、逃げた2頭のうち1頭はピットブル、もう1頭はピットブルのミックス。逃走現場付近の公園で首輪を外したところ、目を離した隙に逃走したそうです。
法律で飼育を規制している英米と異なり、条例で特定犬を指定し、特定犬の飼育条件を定めている都市以外はどのような犬種も事実上飼い放題≒逃げ放題の日本
「飼っちゃいけない」
とは誰にも言えないとしても、飼い主には①飼い犬登録、②狂犬病予防接種、③犬鑑札・接種済票装着が義務付けられているのですから、特定犬に限って飼育状況確認や急迫時の立入検査を条例で定めて置くべきなのではないでしょうか
東洋経済ネットが報じていた水族館のイルカ飼育も重い課題でした。しながわ水族館のように実際にイルカ飼育を止める水族館も出て来ました。
飼育は生餌しか食べないイルカを死んだ魚に慣れさせることから始めるそうですが、狭いプールで飼育しているとストレスから攻撃的になったり、心身症になったりするそうで、イジメや胃潰瘍のために14-15年程で死んで仕舞うとのこと。
イルカ・クジラ問題に安易な結論は禁物ですが、動物の種の違いによって「きちんと面倒を見る」という意味にも違いが在り、人間側の対応も動物の種に応じて変らなければいけないという学びを得ました。