いつ上陸したのかも判らなかった程東京への影響が少なかった台風🌀8号でしたが、近いところでは千葉県内で浸水被害や強風被害が出ていました。台風進路の右側と左側とで明暗を分けたようです。
そらは一晩中アプローチで寝ていたのでまたしてもぐっしょり。7時過ぎにお外に出てみるとまだ少し降っていたので、傘を持って直接小金井公園に向いました。多摩湖自転車道に向うのではないと知ったそら は「心得たり~」と言わんばかりにすたすたと調子良く進んで行きましたが、小金井公園東口に向う道を素通りしてコンビニに向おうとしました・・・・・・
小金井公園東口のバス停から左に野球場を見乍らユーカリ広場とゆりの木広場の間の園路をドッグランに向って進んで行きます。ドッグランに特段の興味も持たないそら はその侭槻の木広場へ。ボーダーが練習している広場の手前の大きなトチノキを見上げてみると、沢山では無いものの、矢張り幾つか実が成っているようでした。
園路に面してトチノキやカヤノキ。その侭では人間の口にはえぐい木の実ですが、油脂の好きなカラスは何とかしてこれらの実を食べて仕舞うのでしょう。小金井公園で割れていないトチの実を見たことが在りません。
コンビニに寄ることの無い侭、いつものパークス横に到着しましたので、わたしはSuicaで自販機からカフェオレを買いました。蒸し暑い朝、この日もパークス横で一向に乾かないそらにブラシを掛けようとしていると、いつの間にか人懐っこいハシブトガラスが切株に止ってこちらを見ていました。
カラスの個体識別を出来る程の観察力は在りませんが、嘗ての盟友嘴太大二郎氏よりも更にわたしの近くに接近しています。
大二郎氏を彷彿とさせますが、色艶が矢張り若いような気がします。尤も、それぞれの個体の写真を照合でもしなければ、ハシブトガラスの個体識別など出来るものでは在りませんけどね。
それにしても、ハシボソガラスに比べるとハシブトガラスは明らかに家族への向き合い方が違います。
このメスとオスは番(つがい)のようですが、メスからオスに一言話し掛けると、
あら、色っぽい。顔を見合わせて、暫く嘴を重ねていました。
こういう光景を目にすると、人間は直ぐに擬人化して番(つがい)だと思い込むのですが、親子かも知れません。簡単に個体識別出来ないのは何とも歯痒いですね。
この日はほぼ小金井公園の中だけしか歩きませんでしたので、2時間も経たずにおうちに戻りました。