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 3連休前から予報が出ていた今朝の雪。気温が低くなったタイミングで降り始めなかったので、霙混じりで済みました。お庭にはうっすら積りましたが、バス通りに積雪無し。思い切って普段の靴で出掛けましたが、通行量の少ない場所では路肩に霙が溜まっていたので、小股で歩きました。
 
 出掛けにまだ暗いお庭に回って犬小屋の中を確認したところ、そらわんわんが身体を丸めて眠っていたので一安心。お家に入れてやりたいところですが、積った霙の上にも何箇所かうんちをしていましたので、その侭朝迄過ごして貰うことにしました。
 
 ところで、土曜日独りでふらりと近所のスーパーを覗いてみたところ、骨切りを済ませたハモの切身が並んでいました。青ネギの微塵切りもたっぷり付いているところをみると、ハモちりセットということのようです。

「見掛けたときに買わないと、明日は無いな。」
 
と思ったら、果たしてその通りでした。

 日曜日はムスメたちが出掛けた後でこくらげ宇宙人夫人とお買物。大雪予報のお陰で、午前中からレジが混み合っていました。バレンタインデーのお菓子作りやら食材やらあれもこれもと買わされましたが、春を告げる食材として山形県の庄内あさつき福岡県の蕾菜を発見びっくりビックリマーク 夕食のとき、こくらげ宇宙人夫人が早速塩炒めにして呉れました。

 

 庄内あさつきは食感しゃっきり、仄かに苦みも在りますが、苦みは蕾菜のほうが強く感じます。こちらはこりこりした搾菜のような食感、芥子菜の仲間の脇芽を摘んだもので、福岡県の特産です。

 

 霙が降って手指が悴む日になりましたが、こういうものを口にすると、早くなった夜明けとともに春の到来をいち早く感じます。

 

 さて、月曜日の東京新聞に《同潤会》の記事が掲載されていましたビックリマーク

 関東大震災後の住宅事情を改善するために設立された同潤会は、賃貸住宅のほかに分譲住宅も建築・販売していましたが、杉並区に残っていた1軒がこの程取り壊されることになったそうです。

 

 記事によると、玄関から奥迄廊下が続いていて、各部屋を通らずに玄関・トイレ・湯殿・台所に行けるとのこと。大正時代に流行した中廊下式住居のようですね。敷地145坪、建坪30坪の木造平屋造で、八畳の洋間に八畳・六畳・六畳の和室、それに女中部屋が三畳という間取り。この時代の典型的な《小さなおうち》ですね。関東大震災後の住宅確保が困難だった事情は井伏鱒二の《荻窪風土記》を読むと良く判ります。

 
 一般社団法人杉並たてもの応援団が天沼弁天池公園内の区立郷土博物館分館で《杉並の同潤会・団地・住宅地》というパネル展を開催するそうで、その中でこの家も紹介されるとのこと。取り壊しの後は5軒の住宅が建つそうです。