先週は日曜夕方から夜勤が2直、木曜日に代休を取って、金曜日に1週間振りに出勤したと思ったら、その日に老父が入院。主治医の説明を伺いに土曜日は朝から磯子迄出掛けていました。お陰で曜日の感覚が未だに戻らず、先週の日曜日は既に遠い過去のように感じているうちに早くも11月になって仕舞いました
多忙な年末が近付いています･･････。
家に少し遅く帰って夕食の後暫くすると、頭の中に朝日放送の往年のドラマ《お荷物小荷物》のテーマが流れ始めました。嗚呼、これも半世紀前のドラマですね。
テーマ音楽は後に主演の中山千夏さんと結婚することになる佐藤允彦（さとう・まさひこ）さんの作品ですが、当時のVTRは最終回を除いて残っていないそうです。
ストーリーや各回のサブタイトルはWikipedia《お荷物小荷物》の項目で確認することが出来ますが、早稲田の演博で開催された企画展を紹介するこちらの記事のほうが、このドラマの性格を非常に良く紹介していると思いますので、引用させていただきます。
上掲記事が触れていますが、沖縄出身の女性を主人公にしたこのドラマに引き続き、今度はアイヌ出身の女性を主人公とする《お荷物小荷物・カムイ篇》がスタートするのですが、これを最後に中山千夏さんはTVの世界からリタイア。佐藤允彦さんと結婚していた頃は、2人でラジオ番組も持っていましたが、その後は《じゃりン子チエ》（1981）でチエの声と主題歌を担当する迄は、長らくその声を聞くこともありませんでした。
Wikipediaには千夏さんがTVへの出演を辞めることになった経緯に関する記述は在りませんでしたが、他のサイトにはこれ以上のドラマも今後無いだろうと思ったからという記述も在りました。しかし、キャストの1人で往年の青春映画スターだった浜田光夫さんはこのドラマでTVドラマの可能性を見出し、この後も脚本の佐々木守さんと仕事をして行ったそうです。
良く出演を引き受けて下さったと思うのが男尊女卑の運送会社を運営する家族の家長を演ずる志村喬さん。千夏さんに翻弄される5人の孫は河原崎長一郎さん、浜田光夫さん、林隆三さん、《建もの探訪》でお馴染みの渡辺篤史さん、仮面ライダー2号の佐々木剛さんでした。あの頃の渡辺さんはまだ口髭ではなかったと思います。日テレの《水滸伝》で阮小七を演じたときはもう口髭だったのではなかったかと思うのですが、まだ確認して居りません。
ドラマの中で林隆三さんが教会で
♪エッさんわてを好いてはる
♪エッさん強いさかい
♪わて弱うても
♪怖いことあらへん
♪わてのエッさん
♪わてのエッさん
♪わてのエッさん
♪怖いことあらへん
と歌うシーンを良く憶えています。そう言えば、林隆三さんを好きになる教会のシスター役が鮎川いずみさんだったことを思い出しました。
大阪の朝日放送だったから放送出来たのかも知れませんが、当時の視聴率は夜10時からの放送にも拘わらず25％以上 でも今なら炎上していたかも知れませんね。