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 前日から警戒していた台風16号。朝の出勤時間帯はまだ八丈島付近に中心が在り、東京では風も恐れていた程ではありませんでした。千葉県内のJR各線は一部運休を予定していましたが、中央総武緩行線三鷹駅~千葉駅間は平常運転でした。

 但し、昨夜から降り始めた雨は雨脚の強弱を繰り返していましたので、早朝のお散歩は取り止め。玄関ドアを開けてお外を見せると、そらわんわん も「仕方ないなぁ~ショボーンという顔で納得はしたのですが、わたしが出勤の支度を済ませると矢張り一緒に行きたい素振りをしていました。
 
 この日、おめでたいニュースが目に止りました。今年の2月25日に駿河湾でトロール漁船に水揚げされ、沼津市に在る伊豆・三津シーパラダイスに運び込まれた複数のメンダコ。2日後、死んで仕舞ったメスの個体から4個の卵を発見したので、水温10℃前後の水槽に移して観測を続けていたところ、7箇月後の9月27日15時30分頃、大きさ1cm程度の赤ちゃんメンダコ1匹がふかしているのをスタッフが確認したそうですびっくりビックリマーク

 伊豆半島の付け根というかクビレの部分にある伊豆・三津シーパラダイスは愛称を《みとしー》。メンダコの孵化は静岡県内では同じく沼津港に在る沼津港深海水族館に続いて2例目。国内では、東京都江戸川区に在る都立葛西臨海水族園、沼津港深海水族館に続く3例目の孵化だそうです。

 

 けれども、深海に生息するメンダコは、水族館では残念乍ら長生きすることが出来ません。5年前の2016年4月19日、沼津市戸田漁港沖200mの深海で底引き網漁業に捕獲され、葛西臨海水族園に運び込まれたメンダコ1匹が5月14日に死亡。矢張り同じように個体から卵を採取して観察を続けていたところ、10月4日夕方から5日朝に掛けて孵化が確認されたそうです。

 メンダコの水槽内での孵化は世界で初めてだったそうですが、5日後の10月9日に死亡が確認されたそうです。

 

 一方、葛西臨海水族園の在る江戸川区には5,100人を超えるインド人が住民登録しているそうですが、区内ではインド・ネパール料理に欠かせない野菜の栽培が拡がりを見せているそうです。

 切っ掛けは5年程前。江戸川区の市民大学《江戸川総合人生大学》の講師をしていたインド人の先生の

 

「新鮮なメティが食べたい・・・」

 

という呟きを耳に止めたことだそうです。メティは炒め物に使われるマメ科の野菜だそうで、日本ではスパイスとして輸入されたものしか入手出来ないとか。そこで、市民大学の参加者たちがメティを栽培して呉れる農家を探すことになったとのこと。

 

 しかし、農家の協力はなかなか得られず、2018年の春になって漸く1軒が栽培して呉れる運びになったとか。播種から1箇月後、輸入食材店に収穫した数束を持ち込んでみると、インド人のお客さんが集まって半日で完売。そこで、《えどがわメティ普及会》が発足したそうです。

 現在は篠崎周辺の2件と一之江の1軒に栽培を委託。月平均300束が収穫出来るとのこと。記事では南小岩に在るネパール・インド料理店オーナーにインタビューしていましたが、出来栄えがネパール国内よりも良く、初めて見たときは感動したそうです。

 

 普及会では社会福祉協議会や千葉大学の大学院生と連携して料理教室を計画しているほか、区内にある愛国学園短期大学の学生に協力して貰い、日本人向けの料理レシピを研究しているそうです。