あなたもスタンプをGETしよう

 チャーリー・ワッツ氏が亡くなってからというもの、気が付けば頭の中で《ブラウンシュガー》の出だしがぐるぐるぐるぐると鳴り続けています。以前、読売新聞に掲載された宮部みゆきさんの書評で、こういう現象を《イヤーワーム(earworm)》と呼ぶことを知りました。

 振り返ってみると、ベースのビル・ワイマン氏が脱退して以降、ストーンズを耳にする機会もめっきり減っていました。ビル・ワイマン氏は健在ですが、もう85歳だったんですねびっくり

 

 9月が近付いても依然として猛暑日一歩手前迄気温が上がることの多い東京。庭仕事もせず、偶に駐車場の掃き掃除がてらに植木鉢に水を遣る程度。植木鉢では、一時はらぺこあおむしに齧られて全滅したかと思ったのらぼう菜にも新しい葉が出て来ました。先に発芽したポットがはらぺこあおむしの標的にされたことで、今では発芽が遅れていたポットのほうが繁茂しています。一方で、発芽しても生育出来なかったポットからはにこんな植物下矢印が出て来ました。

 肉厚の可愛い葉っぱはスベリヒユですね。雑草に違いはありませんが、園芸種のポーチュラカの原種。ポーチュラカは一般的には種を付けませんから自然には生えませんが、近縁種のマツバボタンは土の中に隠れていた種がいつの間にか発芽していることがありますね。このスベリヒユ、実はω-3を非常に多く含む優れた野菜でもあるそうです。
 
 さて、先日買って帰ったこちら下矢印の具材を使って、貴州料理酸辣魚(サンラーユイ)の真似事をしてみました。
 材料は酸辣湯スープ、ニラ、モヤシ、キムチ、切り干し納豆、花椒、五香粉、と皮無しタラです。

 花椒とキムチを使っているのでかなり麻辣の上に酸味も効いています。まあまあ良く出来たんぢゃないかと思ったのですが、「失敗したな・・・・・・。」と思ったのが魚の選択。白身魚ということで、入手し易いタラにしたのですが、問題はにおい。調理の直前迄冷凍して置いたのですが、それでも矢張りにおいが・・・・・・。しかも、切り干し納豆も加えているので、においが一層強くなったのかも知れません。

 因みにWikipediaで四川料理《酸菜魚》(サンツァイユイ)の項目を参照したところ、魚は川魚のソウギョを使用していました。
 
 川魚は魚河岸では取り扱いませんので、コイですらスーパーで見掛けることはありません。多摩川で堰に向って時折ジャンプしているのがソウギョでしょうかはてなマーク 或いはライギョやハクレンかも知れませんね。
 
 更にネットサーフィンを続けてみると、四川料理《酸菜魚》は何と《孤独のグルメ Season2》で五郎さんが訪れた北小岩の《珍々(ぜんぜん)》のメニューに載っていたとのこと。えっはてなマーク 忘れちゃったな~。
 
 果して四川省の酸菜魚と貴州省の酸辣魚、どういうふうに違うのでしょうかはてなマーク 非常に気になるところですが、如何せん緊急事態宣言下のため、珍々は休業中、貴州火鍋も営業時間短縮中です。簡単に確認することが出来ません。もう一度位、妄想料理にチャレンジしてみようと思っています。