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 お昼休みに外に出てスマホを覗いてみたら、こくらげ宇宙人夫人からメールが届いていました。

 朝、こくらげ宇宙人姉妹2号と一緒にそらわんわん のお散歩に出掛けたところ、多摩湖自転車道の西の空に虹が架かっていたそうです。虹に向って多摩湖自転車道を歩いて行くこくらげ宇宙人姉妹とそらわんわんビックリマーク
 わたしが出掛けるときは晴れて暑くなりそうでしたのに、降ったのでしょうかはてなマーク
 
 さて、前回に続いて《給食》のニュース検索で見掛けたニュース。岐阜県山県市に《山県ハヤシライス》というご当地グルメがあるそうです。
 
 【ご当地食「山県ハヤシ」給食に 普及へ中学校に贈る】岐阜新聞2020年9月8日
 
 「はてなマークはてなマークはてなマーク
 
 折角の記事でしたが、わたしは《山県市》が判りませんあせる 「一体、何処と何処とが合併したのはてなマークとWikipediaを頼りにしてみると、山県郡高富町・山県郡伊自良村・山県郡美山町という3つの基礎的自治体が2003年4月1日に合併して誕生したとのこと。新市の誕生によって山県郡が消滅することになりましたが、嘗ての山県郡の郡域全てが山県市になったそうです。
 
 この山県市のご当地グルメが何故ハヤシライスなのかはてなマーク と言うと、現在の山県市に含まれる嘗ての笹賀村に生を受けた丸善の創始者早矢仕有的(はやし・ゆうてき1837-1901)に因んで考案したのが《山県ハヤシライス》とのこと。
 
 ハヤシライスの原型はハッシュドビーフというのが世間の一般的な理解ですが、丸善の説明によると、早矢仕さんがまだ横浜で医師をしていたときに考案した病院食(野菜と肉のごった煮)がハヤシライスの元の姿とか。山県市が運営するサイト《やまなび》では山県ハヤシライス誕生の経緯を紹介していました。
 
 山県ハヤシライスの普及に取り組む山県ハヤシライス研究所は、合併した3つの町村に1つずつある中学校の学校給食用にとレトルトパック入りハヤシライス750食を贈呈。早矢仕有的の誕生日に因んで、9月8日の学校給食で振舞われるのだそうです。
 
 「ふ~ん・・・・・・」
 
 とは思ったものの、わたしはハヤシライスに馴染みがありません。子どもの頃から自宅で口にしたことがなく、大人になってからも外食で頼んだことは殆どありません。なので、残念乍らハヤシライスに対しては全く愛着がありません m(_ _)m
 
 それよりも気になったのは、「山県市が誕生して、山県郡が消滅した」というくだり。これ程綺麗さっぱりではないにせよ、千葉県匝瑳郡も旧光町域を除いてほぼ匝瑳市になりましたし、香川県三豊郡も旧三野郡域はほぼ三豊市、旧豊田郡域はほぼ観音寺市になりました。平成の大合併では嘗ての郡域の殆どが新しい市の市域になったところが少なくなかったのではないでしょうかはてなマーク 平成の大合併を振り返る度に、
 
 「人口の少ない県などで県内全ての市町村が合併したらどうなっていただろうはてなマーク
 
 と思うことがあります。最近、《府と市の二重行政》を問題視する人が次第に支持を増やしているようですが、寧ろ《都制度》の適用が必要なのは
 
 「過疎県のほうかも知れないな~。」
 
 と不図感じることがあります。