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 日本列島の南側に停滞する春雨前線を《菜種梅雨のような》という連体修飾語を付けて解説する記事が目に止りました。傘を持って出掛けたところ、新小岩は小雨。職場に着いてから東京アメッシュで2時間前からの雨雲の様子を再生してみたところ、西のほうからやって来た雨雲が南関東全体を覆って来たようでした。

 ところで、前の日にこのような見出しを見付けました。
 
 【駆除された鹿を天然藍染めた革製品に 攻めダルマの孫、蔦哲一郎監督の挑戦】デイリースポーツ2019年12月25日
 《攻めダルマ》と言えば、徳島県立池田高等学校野球部を率いた故蔦文也監督。お亡くなりになったのは2001年のことですから、もう20年近く前になるのですね。
 
 記事に目を通したところ、駆除されたシカの革を製品化するプロジェクトを立ち上げたのは蔦監督のお孫さんで映画監督の蔦哲一郎さん。3年間掛けて制作した映画《祖谷物語 おくのひと》(2014年)を撮影する過程で猟師に同行すると、害獣として駆除されたシカが放置されていることに心を痛めたのだとか。
 
 2017年にクラウドファンディングで資金を募り、ジビエとして処理されたのちの鹿革を買い取って製品化するプロジェクトを開始。徳島特産の藍で染めて小物に生れ変わるのだそうです。
 
 専門外の分野の上、鹿革を取り扱う業者も少なかったとのことで、加工して呉れる人を探すのも大変だったそうですが、祖父である蔦監督の話が出ると物事が動き出すこともあったとか。
 
 ブランド名はDIYA。Deer(鹿)とIya(祖谷)を組み合わせたのだそうです。プロジェクト開始迄の物語や製造工程は、インターネットショップでも紹介していました。
 わたしは《祖谷物語 おくのひと》という映画を知らなかったのですが、女子高校生とその祖父が祖谷地方で暮らす様子が描かれているとのこと。そして、祖父を演じているのが田中泯さん目
 
 「ああ、《まれ》の元治さんだぁビックリマーク
 
 この映画でお爺を演じた後、朝ドラでまた、お爺役を演じたのですね。そういえば、この日の夜中、お風呂に入る前のこくらげ宇宙人姉妹1号がバレエの番組を観ていました。何を観ているのか直ぐには判らなかったのですが、
 
 「これ全部ウィーンで撮影しているのはてなマーク
 
 と話し掛けて来ました。
 
 「何だ、ニューイヤーコンサートを観ていたのかいはてなマーク
 
 録画した侭忘れていたウィーンフィルのニューイヤーコンサートのバレエでした。自分が舞台に立つことは諦めたようですが、矢張り嫌いにはなっていないようです。田中泯さんのダンスなどを観たら、もう一度踊ってみたくなるんぢゃないかと思うのですが・・・・・・