4時半からの《渡辺篤史のたて物探訪》を観乍ら朝食を摂り、新聞を読み乍ら続いて《土井善晴のおかずのクッキング》を観ていると、この日もこくらげ姉妹2号が起きて来ました。どうやら2日続けて部活の練習のようです。
この日、少し早かったのですが6時前に玄関の外に出てみると、既にそら はアプローチにスタンバイ中でしたので、忘れないように薬を与え、ご褒美のガムを1本食べさせた後、散歩に出発することにしました。この日は最初から小金井公園行きを決めていたのですが、普段のコースとは違うので、そら は頻りにわたしの顔を見上げて何か訊きそうでした。が、そのうち
「あっ 小金井公園かっ」
と察したようで、元気良く歩き始めました。
小金井公園東口から園内へ。早速セミ探しを開始し乍ら、どんどん公園の奥へ歩いて行きます。やがて、野球場やテニスコートのあるスポーツ広場で
「そら 此処にセミが居るよ」
と木の幹を指差したときのそら の反応が上の写真 取り急ぎ幹を見上げましたが、まだ何処に居るのか判っていません。次に漸くセミの姿を確認したのが下の写真
このときは早めに気が付いて幹に駆け上がったのですが、わたしが指差しても何処にいるか気付かず、
「何処 何処」
とわたしの顔を窺っている間に逃げられて仕舞うことも屡々。このときそら が狙ったのは羽化に失敗したセミだったかも知れません。
そら は専ら木の根本で弱っているセミを探していますが、この時期になると草叢や地面で蹲っているセミも少なくありません。発見する度に素早く肩を落として前脚で上手く捕まえます。
このときは幹の上も見上げていましたが、いなかったようです。狙ったセミが間一髪飛んで行って仕舞ったときも、未練そうに暫く幹を見上げます。
そら に付いて、どんどん公園の中へ。そら は頻りに下を向いて歩きますが、爽やかな空を見上げ乍ら歩いていると、幹の上のほうにキツツキの穴が開いている樹木がありました。
更に広大な小金井公園の西口に程近いほうへ。草叢の中に獣道のような細い道が出来ていました。