今週月曜日はまだ寒い朝でしたが、木曜日のこの日はすっかり暖かい朝になりました。
1日の気温の変化に油断がならないので、コートは置いて来たものの、インナーは長袖にしたのですが、歩いているうちに選択の誤りに気が付きました。果たして大崎駅を出て大井町に向って歩いて来ると、次第に汗ばんで来ました。
通勤経路の途中にあるしながわ中央公園では、ハクモクレン が満開でした
でも、ハクモクレンは満開になると直ぐ散り始めるので、公園スタッフにとってはお掃除が大変そうでした。
ところで、3月15日は国際連合世界食糧計画(WFP)が定めた《国際学校給食デー》ということで、WFPでは日清食品ホールディングスの協力で、アプリを無料ダウンロードするごとに給食1日分(30円)が寄付されるキャンペーンを始めたそうです。プレスリリースではシリア内戦やロヒンギャの問題を採り上げ、キャンペーンを通じて1万人の子どもたちに届けるとしていました。
だからと言う訳でもありませんが、この日も《給食》に関する話題が幾つか目に止まりました。
【あおぞら谷津保育園 親子に毎週給食提供 「食」の悩み解決へ4月から】タウンニュース金沢区・磯子区版3月15日
https://www.townnews.co.jp/0110/2018/03/15/423567.html
神奈川県・多摩地域の地域情報誌《タウンニュース》で目に止まったのは、未就園児とその親に保育園の給食を食べて貰う《親子レストラン》の話題。開設するのは年間14回の育児講座を開催しているあおぞら谷津保育園(横浜市金沢区谷津町)で、講座のアンケートで食事に関する相談の機会を求める意見が多数寄せられたことから、親子レストランを開設することにしたそうです。
4月10日から毎週火曜日の11時30分~12時30分、1回3組を対象に給食を提供するとともに、食に関する悩みの解決や子育て世代同士の出会いの場も提供し、あおぞら子育て支援センターの役割についても知って貰うということです。
続いては、同じく神奈川県の話題。最近になって食用化が進んで、わたしも好きなアカモクを地域の特産にしようと取組んでいる逗子市で、地産地消に取組む3つの市立中学校の学校給食にアカモクを使ったメニューが登場したそうです。
逗子市は小坪漁協・逗子市商工会らとともに2012年からアカモクの特産化に取組み、商工会でも2014年から《逗子発商品開発プロジェクト》を展開し、豆乳スープ、肉まん、お好み焼き、スパゲティ等々、新たなメニュー・商品を開発しているとか。
ネバネバとシャキシャキが特徴のアカモクが旬を迎えることから逗子市では3月を《ネバシャキ月間》とし、スタンプラリー、収穫体験、料理教室などのイベントを開催しているそうで、学校給食には、アカモクを使ったハンバーグ・酢の物・味噌汁が登場。ハンバーグにはシメジ・エノキダケ・コーンとアカモクを使ったソースが掛けられていたとか。「初めて食べた。」という生徒もいたようですが、抵抗感はなかったようです。
Wikipediaでアカモクについて改めて確認すると、生命力が強いので漁網や漁船のスクリューに絡み付くために、食用習慣のない地域の漁師さんたちには嫌われて来たそうですが、ポリフェノール、フコイダン、フコキサンチン、各種ミネラル、食物繊維が豊富なことが知られるに連れ、資源化・商品化が進んだようです。
記述を読むと下拵えがやや面倒な感じがするのですが、昆布やワカメも様々な手間を掛けて調理し易い状態にして流通させていることに改めて思いを致すことになりました。