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私は猫の女の子
私はお外で産まれた(らしい)
お母さんや兄弟たちと、お外で暮らしていた(らしい)
「らしい」というのは、私はその時のことを覚えていないから。
私が覚えているのは、いつもご飯を持ってきてくれる人たちがいて、
ある日その中のひとりに抱っこされてどこかへ連れて行かれたこと。
そしてチクっとしたと思ったら眠くなって、起きたら私の耳が桜の花びらになっていた🌸
「あなたもこれでもう体を痛めて赤ちゃんを産み、そのために周囲から邪魔にされることはないから」
と言われたけど、私には意味がわからなかった。
そのうちに、いつもいた場所に人や車が入ってきて、人間のおうちが建った
そして、私達はそこにいられなくなったの
ご飯を持ってきてくれていた人たちは
「ごめんね、これ以上どうしてあげることもできない。
でも、ここはいい街だから、どこかにきっとあなた方を受け入れてくれる場所があるから。
私達も猫神様にお祈りしています」と泣いてくれました。
それから仲間はみんなばらばらになり彷徨うことになりました。
何日もご飯が食べられず、お腹が空いてもう虹の橋を渡るのかなと諦めかけたある日。
あるおうちの窓のところに、私とそっくりの猫がいたんです。
私はその時直感しました。
「ここは猫に優しいおうちだ!」と。
窓の中のコも「おいでよ、ここは安心よ。家族になろうよ」と言ってくれているようでした。
そこで私は思い切り声を上げて鳴きました。「助けて、助けて!お腹が空いて死にそうなの!」と
すると窓のところに女の人が来て、びっくりしたような顔をした後、窓辺に猫のご飯を置いてくれたのです。
「まあ、どこから来たの?お腹が空いているのね。見れば桜耳。迷子かしら?」と言いながら。
夢中で食べて、なくなると足してくれました。
しばらくは、いつもらえなくなrかわからないので、1日何度も食べました。
女の人はエサ箱が殻になっているのに気づくと、いつも足してくれる、
それがわかって安心するようになってから、落ち着いて食べられるようになりました。
その女の人は私にこう言いました。
「あなたの名前はウメちゃんよ。うちのモモちゃんにそっくりだから。早く慣れてうちの子になってね」と。
最初に会ったあの子はモモちゃんというようでした。
そのお家には他にも2人の猫がいるようです。たまに窓越しに挨拶します。
そして、毎日ではないけれど男の人もいて、この人もご飯をくれたり私に優しく話しかけたりしてくれるのです。
思ったとおり「ここは猫に優しいおうち」でした
名前をつけるということは特別な存在として認めること、
人間社会ではそう言われています。
私も名前をもらいました。このおうちの子として認めてもらえたんですね。
嬉しいです
でも、まだちょっと警戒する自分がいます。
空き地にいたときや彷徨っていた時、私達は何もしないのに、
いるだけで追い払おうとしたりひどいことをしたりという人間もいましたから
でも、そんな人間ばかりじゃない。
教えてくれたのはこのおうちのお父さんとお母さん。
もうすぐ、お家にはいってモモちゃんの妹になります。
そして神様が決めた虹の橋を渡る日まで、幸せに過ごします。
一人でも多くの仲間が、私のように安心できるおうちに出会えますように。
私が理事を務める「社団法人日本Webライティング協会」授与の資格。お勧めです。
それからWOHASをより多くの方に知っていただきたいと思っております。
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