グルっぽを作成しました。
「国語指導」という名称です。
国語(日本語)についてなら、なんでも語り合っていきたいと思います。
お陰様でたくさんの方にご参加いただいています。
関心のある方は、どうぞご参加お待ちしております。
あるところに良心的な経営をしている優良企業がありました。
大企業ではありませんが、地元密着で、
地元では評判の良い企業でした。
経営者がしっかりとしたポリシーをもち、目先の営利だけに振り回されることなく、
顧客のためを真剣に思い、時には他の顧客のマイナスになるクライアントを切り捨てることさえありました。
その厳しい姿勢が、真面目に誠意を持って取引したいという良質の顧客の心をつかみ、
地域には欠かせない存在となっていました。
従業員も経営者の理念に惹かれ、同じような考え方を持つものばかり集まったため、
ブレのない堅実な経営が続けられたのでした。
ところが、創始者でもある経営者が個人の事情で第一線から退き、
副代表が代表に昇格し、以前役員だった人を再招聘した頃からおかしくなってきました。
以前の役員は、実は経営の才能がなく、当時も運営面で問題があり解雇に至った、
にもかかわらず、副代表だけでは手が回らないということで再招聘せざるを得ない、
少しは経営能力が向上したのではという期待もあったそうですが、
やはりそう簡単には変わらず、結果的には3年ほどで再び契約解除になったのです。
その間、顧客離れと累積赤字がかさむ一方でした。
そもそも、前代表の一種カリスマ性がその企業の売り物の最大であったのです。
そのカリスマがいなくなったので、地域の同業種他社との差別化ができなくなりました。
それでも、最初からのポリシーを守って、しばらくは苦しくとも他社との違いを売り物にしていればよかったのですが、
新しく代表の座についたかつての副代表は、経営の立て直しを最優先にし、
良心的な商品の提供がだんだんできなくなってしまいました。
問題あるクライアントも、利潤面を考えて切り捨てることができず、結果優良なクライアントが離れていくことも。
まさに「悪貨が良貨を駆逐する」状態になってしまったのです。
前代表の信念に共感して業務の中核を担ってきた古株の従業員も、
今の経営方針にはついていかれないと、会社を去っていきました。
その従業員についていたクライアントも、早晩離れていくでしょう。
こうなったら、あとは坂道を転がる石と同じですね。
ひたすらカタストロフィーに向かってひた走るだけ、しかも加速度がついて
どこかで、ボタンを掛け違えてしまったのですね🔘
これから個人事業主として屋号で生計を立てていく身として、
教訓にすると同時に、
善良な顧客にしわ寄せがいかないことを祈るばかりです。
私が理事を務める「社団法人日本Webライティング協会」授与の資格。お勧めです。
それからWOHASをより多くの方に知っていただきたいと思っております。
WOHASの名の下へ、みんな集まれ!!を合言葉に。
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