さてきょうの講義は、前回に引き続き、【文章を読み解くコツについてその3】じゃが
これは一度、問題文を用意してもらって、このブログの内容と照らし合わせてもらうと効果覿面(こうかてきめん)
なのじゃ。まずは、なぁるほどと思ってもらうだけで良いぞぃ。
過去問でもいいし、ネットからダウンロードしたものでもいいから、問題文があるとして説明していくぞぃ。
それでは問題文の本文を読んでいこう。
読みながら、次の1~5について注意しながら読んでいくんじゃ。
1.論理シグナルに目をつける。
論理シグナル~!?なんか聞いたことがないじゃろ?
つまりは、各話の内容の区切りに、文と文をつないでおる、接続詞のことじゃ。
接続詞には、キミたちがしっておるもので何があるかな?
よく知っているのでは、「そして」とか「しかし」があるのぅ。
整理すると要約するために、「つまり」、「要するに」、「したがって」とか
理由を述べるのに使うものには、「だから」、「なぜなら」、「というのは」とか
文の内容を転換するのに
「ところで」、「では}、「さて」じゃやのぅ。
文の内容を対比させるために、「あるいは」、「または」、「一方」などじゃな。
前の文の内容を否定する逆接として、「しかし」、「けれども」「ところが」じゃな。
2.文章を読んで、その際に上に書いた接続詞にすべてマーキングをする。
楕円で囲んだり、線を引くなどじゃ。
で、特に逆接(「しかし」、「けれども」「ところが」とか、要約のための接続詞(「つまり」、「要するに」、「したがって」)には、要注意じゃ!
これらには、楕円で囲んでその横に※とか二重線などを引いておくのがよいのぅ。
3.その次には、はっきりと言い切っている文、たとえば、「~だからだ」とか「~が必要だ」、「~が不可欠だ」とか「~なのだ」、(ちょうどバカボンのパパのようないい方をしてる部分じゃなぁ)とちょっと偉そうに、言い切ってる文には、二重線を引いておこう。
4.次に、文章全体に何度も出てくるキーワードには、「 」をつけておくのじゃ。
5.そして文の中でも名詞(モノや物体の考えなどの名前)で、えらく修飾されている名詞は、『 』をつけておくれ。
たとえば、(母が死ぬまで離そうとしなかった形見の扇子)みたいに、くどいぐらい説明している名詞じゃよ。
1~5までの各ステップを文章を読みながら、作業するんじゃ。
「めんどくせっ!」ってか?読みながらじゃからすぐにできるじゃろ。
なんでこんなことするのかと思うが、このいろいろ作業する印をつけたところに、普通は問いの中心が集中するからなのじゃ。
こうしておくと、もう一度文を読むときに、どこに答えがあるのかが、探しやすいのじゃよ。
(フフフ←どらえもん的な笑い方で)
詳しくは次回じゃ!
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