本の紹介「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」「Hマートで泣きながら」 | こくごClub®THE 橋田塾 News!

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こんにちは、久保です。クリスマスクリスマスツリーももうすぐですね。



 

教室の前、バレンタン通りのイルミネーションです。


今回の本の紹介は、韓国でのベストセラー、ファン・ボルム作
「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」
です。

ヒュナム洞で、カフェ併設の書店を経営するヨンジュ、バリスタのミンジュン、そこに集う人々の、それぞれの人生が丁寧に穏やかに描かれます。
読むとほっこりする、クリスマスにぴったりなハートウォーミングな小説です。

韓国に関した本をもう一冊、ミシェル・ザウナー作
「Hマートで泣きながら」

です。

韓国人の母とアメリカ人の父を持ち、アメリカで暮らす作者。母が病に倒れ、帰らぬ人となってしまいます。
反抗期には、母と取っ組み合いの喧嘩までして、進学を機に家を出た作者…しかし闘病の末、母が亡くなってみると…そこには後悔しかありません。

作者の心を癒やしてくれたのは、「丁寧に、時間と手間をかけて、母の故郷の韓国料理を作ること」でした。
悲しいのに、「読むと何故かお腹が空いてくる小説」と言われています。
「Hマート」とは、アメリカで、アジアや韓国の食材を主に扱っているお店だそうです。

冬休みに、ぜひ、手に取ってみてくださいね。