8月といえば・・・
そう、忘れてはならない「戦争」の歴史です。
先日、ちょうど8/6のヒロシマ原爆投下の日に
スタッフYさんから
この本を手渡されました。
そして、6年女子のRちゃんに感想を・・・と言われたのですが、
その時は
「う~ん、これって彼女にはどうかしら響くかな」
と返事した私は気乗りしていませんでした。
でも
ちがっていたのです
この本を手にした小6のRちゃんは
ものすごく「響いた」と心を打たれていました。
その時に、私も記憶がよみがえりました。
そうだ
私も小6の夏休みに図書室でふと手にした
「オキナワのひめゆり部隊」の本に、心をグッとつかまれてしまったことを・・・
それまで「平和」があたり前に生きていた12年の人生に大きな衝撃でした。
たくさんの女生徒たちも、どんなにつらく自決までの道を歩まなければならなかったのか・・・
そのことを知ったのも、私が小6の夏だったと。
同じ年齢のRちゃんにも「ヒロシマ」は確実に
伝わったのです
「バトン」をつないで平和への思いを
もつことは、決して難しいのではなく、
「知らない」でいることが一番の愚かなこと。
「知る」ことへのアンテナをはりめぐらせ、磨き続けてほしい。
受験生を教えつつも、
「人間」としての根本を伝えていく。
ひとかけらでもいいから
渡してあげられたらいいな・・・と改めて感じています。
塾長 橋田 佐和子