こんにちは。国語の個別指導をスカイプにておこなっている国語のいっぽです。
国語のお悩みに少しでもお答えできればと思い、ブログを書かせていただきます。
さて、少し間が空いてしまいましたが、まだまだ続いております。「国語ができない原因分析」。
その2「苦手な子の頭の中」予告で、次回は「国語でやるべきこと」はなんなのか?・・・のお話しをするとお伝えしたのですが話題を変更してそのままになってしまっておりました・・・・
おさらいをすると・・・・
〜国語が苦手なパターン〜
パターンその1
国語で何をしなければいけないのか、何を求められているのかが、いまいちわかっていない。
パターン2
文章を読む力が足りない。
パターン3
語彙力などが求められるような難解なレベルに当たると戦意喪失してしまう。
パターン4
実力はあるけれど、時間内に解くスピードが足りない。
パターン5
ものを知らないレベルで語彙力がない。
国語が苦手な子は上記のどれかに当てはまっているわけです。
今回はパターン1についてのお話です。
(いくつかを併発していることも十分ありえますが、そうではなく)パターン1だけだったらYやNの偏差値で、最大瞬間風速的には50を超える時もあるが、50弱あたりをうろうろしてしまう立ち位置ではないでしょうか。
今回は、そのパターン1「何をしなければいけないのかわかっていない」子の逆、「何をしなければいけないかがわかっている」子のお話をしたいと思います。
今回も、イラストでまとめてあります。
もし、このうさぎさんのように解いていたら・・・国語はトップレベルだと思います。(笑)
前回の国語が苦手なクマさんの頭の中は、私が指導してきた生徒さんを分析する中で解明したことですが、こちらはまず、私自身の頭の中でありますし、自分の子どもをはじめ、国語に対してセンスがある(基礎力がある)生徒さんを指導する中で、これらを習得すればどんどん伸びていく!と実感した要素をまとめたものでもあります。
では、順番に見ていきましょう。
まず、国語が得意な子は、文章を「はじめまして」状態で読んでいるわけではないということです。算数、理科、社会、この3教科は基本的に、テキストや授業で習ったことがテストに出ますよね?じゃあ国語は?もちろん、国語だってそうなのです。
国語の文章は簡単に言えば「ジャンル分け」でき、筆者や切り口が違ったとしても、いくつかあるジャンルのパターンに当てはめることができます。国語も、そのジャンルをテキストや塾で学習して、そのジャンルの問題文がテストに出ている・・・・
なのに、そのことに気づかず、毎回「はじめまして」で読んでいるお子さんがいかに多いことか!パターンに当てはめれば、多少語彙が難解でも「何を言っているのか」読み取ることができます。すると、それが頭に入るわけです。
次に、文章をむやみに読み返さない、ということです。すでに知っていることを聞かれたのなら?いちいち調べたりせずにその場で即答できますよね?それと同じで、文章を読んで、内容が頭に入っているので、また読み返して確認する必要はありません。もちろん、記述を書くときに筆者のキーワードを確認したり、前後関係を確認したりすることはありますが、確認程度にチラッと見れば良いわけです。圧倒的にやっていることそのものが違います。
最後に、「問われていることに答える」ということです。これは以前「聞かれていることに答えていない」という記事に書かせていただいています。
私の授業ではこれらのことを習得するためのオリジナル指導を行なっております。(何気にPR・・・笑)
逆に言うと、これらを習得しなければ、偏差値を60、70と上げていくことは難しいでしょう。
ただし、もちろん苦手パターンのパターン2とパターン5に陥っていないことが条件です。私の指導では、パターン2、5タイプのお子様は「読む力基本講座」という別講座をご用意してございます。(またしてもPRで失礼・・・)
次回はパターン4に関して書きたいと思います。
ご受講に関しての条件を追記させていただきました。ご検討いただく場合はよくよくご確認ください。(特にスカイプであることの欠点をご確認お願い致します。)
mon-croquiskkd.biglobe.ne.jp
を@に置き換えてください。