こんにちは。国語の個別指導をスカイプにておこなっている国語のいっぽです。
国語のお悩みに少しでもお答えできればと思い、ブログを書かせていただきます。
さて、前回の続きです。
前回は国語の苦手にはパターンがあるというお話をさせていただきました。そのパターンは以下のようなものです。
〜国語が苦手なパターン〜
パターンその1
国語で何をしなければいけないのか、何を求められているのかが、いまいちわかっていない。
パターン2
文章を読む力が足りない。
パターン3
語彙力などが求められるような難解なレベルに当たると戦意喪失してしまう。
パターン4
実力はあるけれど、時間内に解くスピードが足りない。
パターン5
ものを知らないレベルで語彙力がない。
今回は、このイラストを合わせて、さらに現状に合わせた説明をしていきたいと思います。
国語が苦手なお子さんのテスト中の様子、頭の中をイラスト化しました。
多くの国語苦手っ子を指導する中で、皆これと似たような状態に陥っているということを、分析の結果、解明したものです。
では、時系列に沿って見ていきましょう。
(その1)・・・文章を読んでいる時
イラストにあるように、文章が何を言いたいのかよくわからないまま読んでいます。文字を目で追うだけになることも多々。頭に入らないのになぜ読むのか?塾の先生に読めと言われているから・・・程度の目的しかないでしょう。
この状況に陥る原因は上に示してある<パターン2(文章を読む力が足りない)><パターン5(ものを知らないレベルで語彙力がない)>です。だいたい、両方併発しています。
(その2)・・・・文章を読み終わって問題を解くぞ、という時
文章の内容が頭に入っていないので、問題で何を聞いているのか・・・ということから掴めません。そもそも・・・知らないことに対して答えるってできないですよね?自分が全く知識のないことについて、いきなり質問されると「一体何を聞いているの?」という状態になると思います。文章の内容が頭に入らないまま問題を考えるということは、それと全く同じことなのです。
(その3)・・・・問題に答えるために文章を読み直す
ここが、国語ができる子と大きく差が出るポイントの一つです。国語ができる子は、実はあまり文章を読み直しません。一回読んで内容が頭に入っていれば、あとは「知っていること」を答えれば良いのです。ペラペラめくって何度も何度も読み返す内に、時間切れになってしまいます。
(その4)・・・・そもそもやるべきことをわかっていない
国語の問題を解くとき、大変多くのお子さんが陥っている落とし穴ですが、「答えは文章のどこに書いてあるんだろ?」と答え探しをすることです。語彙力はなくとも、ものは知っているレベルで、文章を読む力もあるお子さん(<パターン2>と<パターン5>はクリアしているお子さん)が伸び悩むのは、ここを間違えているからです。つまり、<パターン1>ということです。
次回は、この「そもそもやるべきことをわかっていない」について、では、「やるべきこと」はなんなのか?をお話ししたいと思います。
お楽しみに〜。
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