こんにちは、国語の個別指導をスカイプにておこなっております、国語のいっぽ です。乙女のトキメキ

 

国語について悩みを持たれている方に、少しでも情報を発信できたらなと思います。

 

 

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さて・・・ブログの更新が滞っておりました・・・

 

しかも・・・「足りないのは語彙ではなく」という記事を書き、そこで「必要なのは行間を埋める常識的知識だ」と書き、「それではその『常識的知識』はどのように身につけるのか?」という振りをしておきながら、それに応える続きを書けずに受験本番期に突入してしまいました・・・・

 

 

 

 

前回の「足りないのは語彙ではなく」で書かせていただいた内容を簡単にまとめると・・・・

 

 

 

「国語のセンス」とは生まれつきの能力ではなく・・・

 

「語彙力」でもなく・・・・

 

「行間を読む力」であると言え・・・・

 

「行間を読む」とは「行間を埋める」と言い換えることができる。

 

 

では行間を「なにで」埋めるのか?

 

 

 

それは、「常識的知識」である、と言える。

 

 

 

こう書くと、「センス」の正体は何か生まれ持った手の届かないもの、ではないと思っていただけるのではないか・・・・・

 

 

 

 

 

という感じでした。

 

 

 

 

 

ではどうやってその「常識的知識」を身につけるのか。

 

 

 

 

・・・・・・という答えを書こうとして、もしかしたらこれをお読みの皆様はある答えが頭に浮かぶのではないかなぁと思います。

 

 

 

それは模範解答的には「日常生活」と言えます。

 

 

・・・よく大手塾の説明会などで聞く、「勉強だけではない、家族との交流や自然体験をさせてください。興味を持つこと、疑問を持つこと、じっくり考えることをさせてください」と言われ・・・「え〜、カリキュラムの勉強が追いつかないくらいなのに、そんな時間今更持てないよ〜」と感じたりする・・・あの台詞ですが・・・・

 

 

あの台詞はまさしく的を得ていると言えます。

 

 

理想としては

 

家族でよく会話をして、自然の中で体験をたっぷりとさせ、自分から発見をし、疑問を持ち、それを後からじっくり調べ・・・

 

 

ああ・・・そうですね。それができるなら最高ですよね。でも・・・実際問題として、受験勉強に追われていますし、体験に連れ出したりしても、こちらが期待するような「興味・発見」を子供が自発的にするとは限らない・・・・

 

「ほら、ここにこんなものがあるじゃない」なんてお仕着せになったりして・・・・

 

 

 

これね、やっぱり理想は理想なだけで、そう上手くはいかない・・・ですよね。

 

 

 

ということで、私のご用意した「答え」はそうではなく・・・もっと、「強制的」で「実効的」なものである、と思います。

 

 

 

1、まず、お子さん自身が「国語が苦手なのは(もしくは伸び悩むのは)常識的知識が足りないからなのだ」としっかり自覚する必要があります。親御様からぜひ「ズバリ」と指摘しましょう。その上で、常識的知識を補うために以下の取り組みを一緒に毎日頑張ろう!と明確に伝えましょう。目的が不明確なまま取り組まれると「ただのうざい親」になっていまします。(笑)

 

 

2、そして・・・・新聞は購読されていますか?(たまに中学受験をするご家庭であるのに新聞もない、という話を耳にします。とんでもないことです。もちろん子供新聞ではありません。)毎日親御様が新聞に目を通し、記事を1つでも良いので「子どもに伝えたい」記事をピックアップします。

 

 

3、もちろん、お子さん自身がその記事を読めればベストです。しかし、国語が苦手だとその記事を読むことさえ苦痛で、たいして続かないということになりがちです。ですので、その場合は親御さんが記事の内容を掻い摘んで伝えます。

 

 

4、その記事の内容で「これは知らないのではないか?」という事柄について必ず説明を入れていきます。さりげなく「これって知ってた?こういうことだよ」とあまり押し付けでない言葉でさらりと説明することが大切です。「うざい」と思われないように気をつけることが重要です。

 

 

5、その説明を入れる事柄は「いくらなんでもこれは知っているだろう」ということも一つ残さず拾っていきます。非常に大切なことですが・・・・子どもは驚くほど知りません!!やってみられたら、おそらく一人も残らず親御さまはびっくりされると思いますよ。(笑)

 

 

6、そして、これも重要ですが「これって知ってる?」と投げかけて「知ってるよ」と言われても、必ず説明を続けることです。「あ、知ってるんだ。すごいね!それってこういうことだよね。」と、さりげなく一言でも良いので説明を入れます。これは・・・「知っている・・・つもり」ということが非常に多いからです。くれぐれもお気をつけください。

 

 

7、ピックアップする記事は、社会問題に関する記事(ジェンダー問題、貧困問題など)、環境問題に関わる記事、世界情勢に関わる記事は重点的に選びたいところです。もちろん最初はお子さんが興味を持ちそうな内容から始めても良いですよね。

 

 

8、そして・・・これは補足的なことですが・・・中学受験を成功させたいとお思いでしたら、お子さんを大人として扱うということがとても大切です。社会問題について、世界情勢について・・・自分自身の問題として捉えさせ、大人の一人としての意見を親の方からぶつける、それくらいの扱いが必要かと思います・・・・サンタさんを信じさせることに労力を割いている場合ではありませんよ。(5、6年にもなれば子どもは「サンタさんを信じているフリ」をしているだけです。逆に・・・本気で信じているとしたら少し幼いかな、と判断して、なおさら大人として扱う方に家族内でシフトしていくべきかな、と思います。)

 

 

 

 

今回はちょっと実践的なご提案ができたかと思います。ぜひ取り組まれてみてください。

 

中には・・・反抗期で親御さまと取り組むのが難しいというご家庭もあるかもしれません。「志望校に合格するには必要なことだよ」と説得をするか・・・外部でそのような関わりを持ってくれる講師なりを用意するか・・・・もちろん、私は生徒さんとの授業の中で、そのような関わりを意識的に入れています。(授業を横で聞いている親御さまは「いっぽ先生、また話が脱線しているわ」とお思いかもしれませんが・・・)

 

 

 

 

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