短歌学習もいよいよ大詰め。限られた字数の中で最適な言葉を選び出し、自分の思いををそれに乗せていくのが短歌です。五七五七七と文字数に縛りがあるので、どこか窮屈な感じがして、良い言葉がなかなか見つからないこともあるかもしれません。しかし、実は自分で勝手に型にハマって狭苦しく考えているだけで、言葉も表現も思いも果てしなく存在します。視点を変えたり、「切り取る場面」を再考してみたりするだけで、何通りもの歌が詠めるものなのです。生徒たちにはそれに気付いて欲しい。


短歌に限らず、みがくでの学習を通して「粘り強く考える力」や「広く発想する力」身につけてもらいたいと願っています。