今日の午後、大谷大学の美術学科による 「卒業制作展2024」に行ってきました。

場所は中央区の札幌市民ギャラリーです。




会場レイアウトから展示などの印刷物まで、全てを学生さん達が手掛けたそうですよ。





一つ一つ見て回ったのですが、中には難解過ぎて作品の内容や意図がわからないアートもあり、途中で知恵熱が出そうでした。隣でダンナも「謎だ…」と溜息混じりに呟いています。「わかる、わからないではなく、その世界観をありのままに受け止める」のが芸術作品の鑑賞方法ではないか。そう悟った私たちです…チーンチーン



今回、この卒業制作展に足を運んだ大きな目的は、元みがく生であるネネちゃんの作品、その集大成となる卒業制作を見届けるため。ネネちゃんはブログでも何度かご紹介している「魚乳類」の作者です。私たち親子はこの魚乳類の大ファンなのです。


作品名は『魚乳類水族館』。プロジェクターいっぱいに新作の魚乳類たちが映し出されていました。AIの技術を駆使して風景写真を合成処理したこの作品。「国立化学博物館」と「神奈川県立生命の星・地球博物館」の「魚類データベース」に写真を提供した学芸員さんに直談判して使用許可をいただいたそうですよ。




ネネちゃんは今年の4月から道外の企業に就職が決まっています。当分はデザイン系の仕事ではないみたいなのですが、今後も魚乳類の制作は続けるとのこと。ネネちゃんと魚乳類の仲間たちを、これからも末永く応援していきたいと思います。ネネちゃん、今日はありがとう。また会おうね。




それにしても…。1階、2階にびっしりと作品が展示されていて、見応えがあったなあ。美しい絵画や面白いゲーム、VR体験ができる作品もありました。



2階には、BOOK形式の作品が手にとって読めるコーナーも。このコーナーもネネちゃんが担当したそうです。



一階には物販コーナーがありました。…これこれ!魚乳類の最新図鑑!!本校だけではなく、真駒内校や西町校にも置きたくて、数冊買わせてもらいました。みがく生の皆さん、見つけたら是非とも読んでみてね。不気味で、可愛くて、シュールで、すごく面白いから(笑)。





この展示会は明日まで開催されています。学生たちが情熱を傾けた作品たちをぜひご覧ください。深く考えず、若いエネルギーをただただ感じて欲しいと思いますウインク


◾️札幌大谷大学芸術学部美術学科 卒業制作展2024
【会期】2024年1月24日(水)~28日(日)
【時間】10:00~18:00(最終日は17:00まで)
【会場】札幌市民ギャラリー(札幌市中央区南2条東6丁目)
【入場料】無料
最終日の明日はギャラリーツアーと言って、制作者やそれぞれの専攻の学生が作品を説明をしてくれる企画があるそうですよ(予約不要/無料)。
【日時】2024年1月28日(日) 13:30~