一つ一つ見て回ったのですが、中には難解過ぎて作品の内容や意図がわからないアートもあり、途中で知恵熱が出そうでした。隣でダンナも「謎だ…」と溜息混じりに呟いています。「わかる、わからないではなく、その世界観をありのままに受け止める」のが芸術作品の鑑賞方法ではないか。そう悟った私たちです…チーン
今回、この卒業制作展に足を運んだ大きな目的は、元みがく生であるネネちゃんの作品、その集大成となる卒業制作を見届けるため。ネネちゃんはブログでも何度かご紹介している「魚乳類」の作者です。私たち親子はこの魚乳類の大ファンなのです。
作品名は『魚乳類水族館』。プロジェクターいっぱいに新作の魚乳類たちが映し出されていました。AIの技術を駆使して風景写真を合成処理したこの作品。「国立化学博物館」と「神奈川県立生命の星・地球博物館」の「魚類データベース」に写真を提供した学芸員さんに直談判して使用許可をいただいたそうですよ。
ネネちゃんは今年の4月から道外の企業に就職が決まっています。当分はデザイン系の仕事ではないみたいなのですが、今後も魚乳類の制作は続けるとのこと。ネネちゃんと魚乳類の仲間たちを、これからも末永く応援していきたいと思います。ネネちゃん、今日はありがとう。また会おうね。
2階には、BOOK形式の作品が手にとって読めるコーナーも。このコーナーもネネちゃんが担当したそうです。
一階には物販コーナーがありました。…これこれ!魚乳類の最新図鑑!!本校だけではなく、真駒内校や西町校にも置きたくて、数冊買わせてもらいました。みがく生の皆さん、見つけたら是非とも読んでみてね。不気味で、可愛くて、シュールで、すごく面白いから(笑)。
この展示会は明日まで開催されています。学生たちが情熱を傾けた作品たちをぜひご覧ください。深く考えず、若いエネルギーをただただ感じて欲しいと思います