今日の午前中は親子でスキー場へ。

行ったのは、我が家から車で15分程度の距離にある北広島市のダイナスティスキー場。初心者から中級者向けのファミリーゲレンデです。2時間リフト券を購入して今シーズン初のスキーを楽しみました。


私はスキーが大の苦手です。転ばない程度に滑る事はできますが、リフト乗車中に片方のスキー板を落下させたり、リフトから降りられずにもう一周したり…と子どもの頃に「ありそうで滅多に無い」経験をしており、完全にトラウマになってしまいました。私の通っていた小学校が6年間、クロスカントリー(歩くスキー)だったので、ゲレンデスキーになかなか馴染めなかったというのも理由の一つです。

…という訳で何十年もの間、敢えてスキーから遠ざかった生活をしていた私。しかし、娘が生まれ、スキーの練習をする時期がやってきたあたりから、「このまま苦手なものに蓋をした状態で良いのか(反語)。初心にかえって一緒に楽しもうじゃないか!」と思うようになりました。家族で行動するのが好きな私にとって、1人で留守番…というのが嫌だったのですよね。娘がスキーデビューする姿や、リフトに乗る姿、年齢と経験を重ねてどんどん上達していく姿をこの目で、そして1番近くで見たい。その思いがスキーの苦手意識を上回り、7年前に重い腰を上げたのでした。

ダンナの伊藤はスキーが得意。頼りになるコーチなのです。




子ども会の会長からのお誘いを受け、午後からは演劇鑑賞へ。

第14回清田演劇のつどい 札幌座公演「ツいてるんでない?~幸運と知恵~」

「チェコのグリム」と称されたカレル・ヤロミール・エルベン。民俗学者でもあったエルベンが集めた珠玉の昔話の中から「幸運と知恵」というお話を取り上げ、脚本化して上演したのがこちらの作品です。劇団の方々の演技や地元である清田区ネタを取り入れたユーモラスな構成のお陰で、終始飽きずに楽しむことができました。「幸運」と「知恵」という抽象的なテーマを徹底的に落とし込み、小さな子どもでも理解できるようにしたのが何より素晴らしいと思いました。集中して観ていた娘も「面白かった!」と喜んでいましたよ。


最初は「演劇か…。」と乗り気ではない様子の娘でしたが…。ね?実際に行くと面白いのよ。自分には関係ない、興味がないと遠ざける前にまずは体験してみることが大事です。一歩踏み出すことで見えなかった世界が見えてくる。踏み出した先で素晴らしい出会いがあるかもしれない。人生を変えるような感動を覚えるかもしれない。新しいことにチャレンジすることは新しい自分に出会うことなのです。娘にもみがく生たちにも、そんな経験を沢山積んで欲しいと思っています。