きちんと技術を習得していく上で、避けて通れないものです。





依頼を受け、入試小論文の練習を続けています。

例題の文章がなかなかに難しい。


今の段階では要約練習です。

今回の題材は一筋縄ではいかない。


比喩表現や具体例ばかりが続き、本来触れるべき文章の題材が見えにくい構造になっています。


要約を提出してくれた生徒さん。

案の定、本来の題材部分がほとんど書かれていない。

添削に際して、その辺はヒントらしいことも書いて返却しました。


でも必要な過程なんですよね。

引っ掛かることでマスターする。

次から注意するし、段取りを身に付けてくれる。


そういう過程を経ずにネタバレするような感じでひょいと片付けてしまうと、今度は入試本番の時に対応できなくなる。

入試の時はプレッシャーなどで実力が十分に発揮できません。


だからこそ今の間に必要なミスをやっておいてほしい。


全問正解って実はそれほど大事ではありません。

まして至上最上のものだなんてとんでもない。


練習の場ではミスした方がより多くのものを得られる場面だって少なくありません。