指導の仕方を変えました。





SNSのXをやっていると、色々と塾の先生や学校の先生方のアカウントを拝読することもございます。

そして、指導のやり方を教わることも少なくありません。


私が指導方法を変えたのは、物語文。

物語文の答案の形式は二点書くことが求められます。

 ①できごと

 ②心情   の二点です。


「こういうことがあって、こう思った」

と書くのが基本的な答案の形式です。


ところが、①できごとだと、生徒が解釈を誤ることが少なからずあるのです。


具体的に言うと、「できごと」というので、

すでに起きたことのみを「できごと」であると解釈する。

確かに間違ってはいないんですよ。


ただこうすると、こぼれ落ちる事情が出てきます。

 ・これから発生するであろう未来の事情

 ・予測している事情

 ・心の中で思っていたこと

 ・勘違い

こういったものが「できごと」からこぼれ落ちてしまう。


そう解釈をする生徒も少なからずいて、これはどう説明・指導したものかと悩んでいました。


そうしたら、Xの先生方。

出来事じゃなくて事情と書いていたんですね。


私も真似して、それ以来

 ①事情

 ②心情

の二点で説明するようになりました。



Xはねえ。決着のつかない不毛な言い争いで必死になる人が少なくありませんけど。

そうじゃなくて、こういう知識や知恵を得るありがたい場でもあります。


くだらない言い争いですり減るぐらいだったら、こんな形で有効活用したいですよね。