第三者に伝わってなんぼという話です。
熱中小学校・萩明倫館の第2回授業。
令和5年12月16日(第3土曜日)
< 俺の企画術 >
生駒大壱先生(株式会社旺文社 代表取締役会長)
前回はこちら。
柔軟な発想で企画のアイデアが浮かんだとしましょう。
しかし。
どれほど素晴らしいアイデアが出たとしても、他の人に伝わらないようではゴーサインが出せません。
同じように、他の人も動きようがありません。
そこで計画を書類に落とし込む必要が出てまいります。
まず「企画書が苦手な人」のあるあるが提示されます。
あー。
心当たりが多過ぎます。
細かい所に注意が行き過ぎて結局グダグダになっちゃうんですよね。
対策はズバリ、
先に結論書きましょう
そこから細かい部分を掘り下げれば何とかなる。
まずは全体像をかっちり作って。
次に他の細かいところを詰めていく。
それで十分なのだとおっしゃっていました。
1ページ目の頭に、概要を書いてしまう。
先に作っておいても、後からいくらでも変更を加えることはできますから。
ここで名言。
9割方は1割の時間で
残り1割に9割の時間
大まかな部分はざっと仕上げることができるということなのでしょう。
そして重要な細部に力を掛ける。
力の加減を変えましょう、そんなお話でした。
結論を先に。
わかることが全てに優先。
授業をするものとしても非常に参考になるお話でした。
どうもありがとうございました。