悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

中学受験と国語、まれに育児、ゆる~~く綴ります。

二冊目
中学受験国語「気持ち」を読み解く読解レッスン帖2発展編 (YELL books)/エール出版社
¥価格不明
Amazon.co.jp

一冊目


中学受験国語 「気持ち」を読み解く読解レッスン帖 (Yell books)/エール出版社

¥1,620
Amazon.co.jp

それなりに、ひそかに、極一部で好評で、発売中!!


一冊目巻末にある、「中学受験 国語 気持ち言葉 一覧」の表
(微修正前、お見苦しいところありますが、ご容赦ください)
http://amp01.com/yutaro/shinjo.pdf

吉祥寺にあります、AMPという塾に勤めています
http://amp01.com/

算数でお困りの方は、当塾代表のブログもお目通しを

http://3su1000nin.cocolog-nifty.com/blog/


 

今更夏期志、そして、これからのSSについて、少々

 

 

一部の土特の先生がすでにやっていますが

 

クラス内順位を発表することが多いです

 

お子様のクラス内での立ち位置などの情報を確認しましょう

 

 

 

麻布・開成・桜蔭は、記述の難易度が高いです

 

 

 

(駒東は、実際の入試問題のそれより高いです。正直、駒東のSSは、国語だけ見れば難しすぎて、あまり効果的でない、という印象があります)

 

 

(あくまで、国語だけ、大きくずれている、という感じですが)

 

この三校は、いずれもクセがあります

 

その点を踏まえて、復習します

 

 

 

① 麻布

 

 

 

文章の読み込みを、最も求められている学校です

 

 

あるいは、パターンの把握、とも言えそうです

 

 

幼さを感じさせるお子様、国語が苦手なお子様であれば、この学校ほど苦戦を強いられる学校はないでしょう

 

 

お子様に馴染みがない概念・考え・環境を土台とした文章が多いです

 

 

また、答えに求めらるモノが、直接文章中になく、推測するものが出題されます

 

 

他に、象徴的なものから意味を読み取る、というものも定番です

 

 

馴染みがないもの・推測するもの・象徴解釈

 

 

この三つをクリアすることが求められます

 

 

いずれも、知識の補充・訓練による解法に還元できうるものです

 

 

ただし、推測・象徴解釈は国語で稼ぐお子様が習得すべきことで

 

 

国語が苦手なお子様は、馴染みがないものの蓄積をBテキスト・SSの復習で行います

 

 

(というか、Bテキストに関しては、5年生のときが最も重要でしたが……)

 

 

設問の多くの記述はサピックス生であれば、すでに何度も見たような、基礎的な構造を書くだけで十分なものです

 

 

難しいものに目が向きがちですが、まずは記述の型の定着が必須です

 

 

(どのような型があるのか、また、その設問の言い回し・解答欄の大きさからどの型を使うのか判別すること、を意味します)

 

 

文章内容の理解・どう答えるのかのパターン

 

 

それらの習得を目的として復習を行います

 

 

 

② 開成

 

 

 

数年に一度、どんと平均点が下がることがあります

 

 

はっきり言って悪問の類とも言えるのですが……

 

 

その年に受験できれば、国語が苦手であっても逆転は狙えるのですが

 

 

そんなラッキーは期待しない方がいいです

 

 

地道に、地力をつける学習を目指しましょう

 

 

文章で(よく?)出題されうる傾向のものは、SS教材や学校別SOに任せて、まずは答え方の訓練が必要です

 

 

文章表現がどのような意味があるか

 

 

(あるいは差異があるのか)

 

 

全体を俯瞰できているのか

 

 

細部・大意の両方を問われます

 

 

前者は今後少しずつ蓄積し

 

 

(あるいは、どのように解くのか、考え方を習得する)

 

 

後者は、これまで通りのBテキストなりを通した型の習得を行う

 

 

それらを目指した復習を行います

 

 

 

③ 桜蔭

 

 

 

おそらく、最もSSの効果が発揮される学校です

 

 

国語が上位のお子様であっても、この学校の過去問・SSはまず点数が低く出ます

 

 

理由は単純

 

 

学校側が設定している解答に、強烈なクセがあるからです

 

 

これまで通りの国語の解き方で、この学校の問題を解くことは難しいです

 

 

(これはサピックスさんに限らず、どの塾の教材にもあてはまりますが)

 

 

学校側が設定しているパターンをいかに覚え、使うか

 

 

その点のみを習得する学習になります

 

 

この学校のSSは、必ずノートをしっかりととるようにしてください

 

 

先生が板書したもの以外の、口頭説明もです

 

 

「この種の文章は、こういう切り口で答える」

 

 

その内容を理解し、定着することのみを目指し、復習します

 

 

他のあらゆる学習よりも優先される、と思ってください

 

 

それくらい、普段の授業で習っていることと異なる考えが提示されます

 

 

 

 

 

 

※ どの学校にも共通することですが、まずは、答え方、記述の型の習得がメインです

 

 

 

 

 

 

  これまで、なんとなく、感覚的にこなしてきたものを、理屈だてて行うことを、まずは目指しましょう

 

 

 

 

 



にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学校受験ランキング

親御様が、とある学校名を出す

 

……!?

 

聞いたことがない……

 

いえ、全部の学校名を把握している、というわけではありませんが、

 

これまで生徒さんが受けた学校やら、

 

そのときに受ける学校の偏差値一覧で、同ラインの学校を見てたりと、

 

はたまた、親御様から、かなりニッチな条件にあてはまる学校ありますか?と問われて調べたりとして、

 

それなりに知っているとは思っているのですが……

 

 

うむ、記憶を検索しても、知らず……

 

 

後に、調べてみたら、

 

ああ、あの学校、改名したのか。。。

 

ということが、近年多いですね……

 

 

まず、時代の変化だなぁ、と……

 

名前が変わることで、変化を感じたのでなく、

 

親御様ご自身が、聞いたことがない学校でも、受験校に選択しうる

 

ということが……

 

 

とある集団塾に勤めていたころ、

 

親御様に、おさえの学校の話を振るときに、

 

「聞いたことがない学校だから、受けさせたくない」

 

というオーラ、よく感じましたなぁ……

 

それ故、ベテランの先生に、

 

「昔有名だった(≒偏差値が高かった)けれど、今は偏差値が下がったところ、どこですか?」

 

なんて、質問をしたり……

 

 

そんなことがあったので、

 

知名度が高くない学校を、受験スケジュールに組み込むこと、ご検討されている親御様がいらっしゃると、

 

あぁ、なんだろう、時代の変化、というもの、感じます

 

 

……いえ、親御様の全体傾向とは思いませんが、

 

それでも、感じますなぁ……

 

 

ともかく、学校名を変えることとともに、

 

相応の内部改革がセットのことが多く、

 

期待したくなるものですね……

 

 

 

だいたい6年後とかの、大学実績を見ないと、

 

ほんとによい改革だったのか、というのも、

 

わからないもので、判断に悩むこと、あるやもですが……

 

 

…個人的な所感として、

 

広報担当の先生でなく、

 

実際に生徒さんを任されている任されている先生が、それなりにいらっしゃる場などが、

 

判断材料になるのかなぁ、と……。。。

 

 

改革に、現状の先生方を刷新する、ということ、

 

あまり聞きませんが、

 

だた、3学期制だったのを、2学期制にする、など、

 

システム面の改革は、相応に影響があるかと思います

 

どのような改革か、なども、お調べになるとよいでしょう

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

というわけで、明日の記事更新お休みです。

 

次回更新、明後日木曜日となります。

 

ご了承願います。

 

 

そろそろ、おさえの学校、しっかりと、候補を出す時期ですね…

 

まだまだ、情勢が万全とは言い難い世の中ですが、

 

是非にご見学を、と思います


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

中学校受験ランキング

タイトルとおり、徒然に

 

① 点数差

 

現時点での過去問の点数と、合格者平均点が離れている場合、

 

「来年の1月2月のときにとれているようになるためのもので、いま届いてなくても問題ない」

 

という発想は、少々危険です

 

危機感を抱かない、それは、昨年の受験生が行った追い込みと、学習量、気構えが劣ることにつながります

 

上記の発言は、落ち込み・不安を解消させるためのもので、それ以上でも以下でもありません

 

もちろん、残り期間で、それが埋められる、ということをしっかりと提示できるのであれば、問題ないです

 

それは、指導者側の発想になるので、

 

親御様が自発的にそのお考えに至るのは、ちょっとだけ、危険なことも……

 

 

② 学校比較での点数差

 

A中学…偏差値55くらい

 

B中学…偏差値60くらい

 

両学校の問題を解くと、B中学の問題のほうが簡単に感じた、ということ、ままあります

 

偏差値と難易度、おおむね相関がありますが、

 

絶対というわけではありません

 

……意図的に、学校偏差値よりも、上回る受験生を確保したい場合、偏差値以上の難易度となります

 

 

③ おさえ校の過去問で、高得点の場合

 

素直に、これまでの学習を誇ってくれればよいのですが、

 

なぜか、

 

点数がとれる=大したことがない学校だ

 

という認識に至るお子様いらっしゃいます

 

お気をつけを

 

 

④ 本命校の過去問で、低得点の場合

 

早々にギブアップ宣言なさるお子様も。

 

それが悪い、とは申しませんが…

 

過去問を行う目的は

 

高得点をとることは、副次的で、

 

志望校の傾向を把握し、不足分があれば、それを補うことを実行する

 

というものです

 

改めて、お子様に確認なさるもよいでしょう



にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

中学校受験ランキング