20代の思い出は、「仕事」
20歳の時に、父が亡くなりましたので、
私は教員免許を取得しましたが、その道を諦め、
営業職で働き始めました。
そして、私の将来を心配した母が、
「どうしてもあなただけのお家を買って欲しい」と、
2年間もクロージングをし続け、根負けして、
私は、東京都港区赤坂に一戸建てを購入しました。
誰にも相談せず、不動産の知識もありませんでした。
けれど、私の実家(自営業でもあり、日本舞踊指導)や
営業職で培った経験、磨いた感性、そして自分の運を信じ、
家を選び、複数の申込者がいましたが、交渉し、
私ひとりの名義で契約ができ、現在もその物件と共に生きております。
その後、これが仕事にもなり、
26年間、不動産オーナーをしています。
今になって話せるのは、
NHKで会社が黒字なのに倒産するという「黒字倒産」という特集があり、
インタビューに出ていた社長が、当時、会社の寮として物件を貸していた方で、
心情を察し、テレビを見たことは最後まで黙っていました。
国税庁で、国税職員を指導する教官であったOBが、事務所として
オフィス物件を借りている時は、「税金はきちんと期限前に払おう」と
身が締まる思いでした。
その方は、私をずいぶんと信頼してくださっており、
大変会いたがっていた様子でしたと聞きました。
人生で叶えたい夢のひとつ。
ハワイにコンドミニアムを!
一戸建も欲しいですが、庭の草むしりや手入れをしないと苦情が来るのと、
防犯対策を考えると、コンドミニアムになりました。
現在のハワイ不動産は、東京以上に
激しい高騰、厳しい争奪戦です。
できれば、ハワイで息子も同席させて、
親がどのような仕事をしているのか、
現場で、
親の顔なり
会話なり、
場の緊張感なり、
親の働く姿を見せたいと思います。
ハワイ王朝があった時代から、ここは変わらないそうです。
日立のこの木、なんの木と同じ敷地ですが、
ここだけ、空気が違っているように感じたミラクルスポット。