安倍晋三氏が凶弾に斃れた。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
深き悲しみと、強き憤りに耐えない。
犯人を徹底追及し、背後関係や銃の仕入れ先など事実を明らかにさせ、厳罰に処するべきだ。
ここに、哀悼の念を込めて、生前の名言を振り返りたい。
○小さいころから祖父が「保守反動の権化」だとか「政界の黒幕」とか呼ばれていたのを知っていたし「お前のじいさんはA級戦犯の容疑者でないか」と言われることもあったので、その反動から「保守」という言葉に逆に親近感をおぼえたのかもしれない。
○確たる信念を持ちたじろがず、批判を覚悟で臨む、あらたな決意だった。
○個人の自由と国家との関係は、自由主義国家においても時には緊張関係ともなりうる。しかし、個人の自由を担保しているのは国家なのである。
○地球市民は信用できるか。はじめて出会う外国人に「あなたはどちらから来ましたか」と聞かれて「わたしは地球市民です」と答えて信用されるだろうか。「自由人です」と答えて会話がはずむだろうか。
○日本人が日本の国旗、日の丸を掲げるのは決して偏狭なナショナリズムなどではない。偏狭なあるいは排他的なナショナリズムという言葉は、他国の国旗を焼くような行為こそあてはまるのでは無いだろうか。
○わたしは小さな政府と自立した国民という考えには賛成だが、やみくもに小さな政府を求めるのは結果的に国を危うくすると思っている。
(『美しい国へ』より)
岸田自民党は、亡き安倍氏の政策、理念を継承し正に日本を取り戻していただきたい。