ここ最近は仏像鑑賞をしていなかったので、「豊後大野市になかなか良い仁王像がある」と聞いたので行ってみました。大分は国東半島の両子寺の石像の金剛力士像の様に“石像”が多い文化のなか、伝説の仏師“運慶”の流れを組んだ仁王像との事で、それはそれは是非とも拝見したいと思い、
雨と紅葉の落ち葉でズルズル滑る道を上がって来た次第。

神角寺の山門の看板には運慶のお弟子さんが作ったとの記載があり期待感が高まります。
それではと山門のなかの仁王さんとご対面。ん!?暗い。灯りは?

ガラスに顔をつけて覗いてみましたがボヤ〜っと輪郭はわかりますが真っ暗で見えませんでした。投光器・懐中電灯を持参しなければなりません。

本堂へ向かうも扉は閉ざされ中を伺う事ができません。無情の雨は激しさを増すばかり。境内の松の木にビニール傘が引っ掛かり、傘の骨が折れてビニールがめくり上がり、殆んど傘の役目を果さぬ姿に。私が何か悪い事をしたのでしょうか?賽銭はキチンと入れたんですけどねぇ。


仁王さんの見えない山門を再びくぐり抜け、車に乗り込みました。やるせない気持ちのままNHKラジオ第一の「こども科学電話相談」(今日はテーマが鉄道)を聴きながら山を下りました。😑