こんにちは。

今回は長野県の酷道紹介です。

では早速。

 

酷道区域が集中していると言えるのは、

飯田市東側の山間部で実に2本の酷道があります。

一つは酷道152号でもう一つは酷道256号です。

こんかいはこの二つを紹介していきます。

まず国道152号から紹介します。

国道152号地図

 

国道152号は、長野県茅野市から静岡県浜松市を結ぶ国道です。

その中で酷道区間は長野県内にあります。

酷道152号は、珍しい二つの分断区間を有する酷道で

長野県内にはそこまで町は無く山間部を通っています。

また通常なら飯田市街を抜ける国道153号を通るので

交通量もとても少なくなっています。

そして問題の峠の場所は飯田市と大鹿村の境の地蔵峠、

そして長野県と静岡県の境の兵越峠です。(国道指定された峠は青崩峠、兵越峠は市道の峠)

しかし実際は不通区間を兵越峠は市道、そして地蔵峠は林道が結んでいるため

不通区間があるというイメージは薄いです。

しかも元々の酷道と林道または市道が同じようなグレードだから余計にそう感じます。

したがってそのままでもいいのですがそうはいかない事情というものがあるようで、

兵越峠はバイパス事業が進みもうすでにトンネルの掘削が完了し

未開通区間の消滅は近いものとなりました。

次に国道256号を紹介します。

こちらも先に地図を掲載しておきます。

この国道256号は、岐阜県岐阜市から長野県の国道153号を

結んでいる。しかし地図を見ても飯田市から国道153号までの

道がないと思った人もいるでしょう。それはなぜかというと

飯田市から国道153号までの区間が通行不能区間と

なっているからです。通行不能区間の峠の名前は小川路峠といいます。

国道153号と違い歩行者用の歩道ならある為歩いてなら

峠を越えることが出来ますが車が通れないのと

近くに三遠南信道のトンネルが整備されたこともあって、

通行量はほぼないと言っていいです。

 

今紹介した二つの酷道が集まっている地点が現時点での

長野県内で一番酷道が多い地域と言えます。

なぜこれだけの酷道ができたかといえば、

沿線の人口希薄や需要の低さのせいでしょう。

いずれなくなってしまうであろう酷道だが

出来れば末永く残っていて欲しいです。