きのう4月13日・土曜日のニッポン放送のイベントは、新宿御苑で総理主催の「桜を見る会」に議員として参加して、そこから、よみうりホールに直行しての参加でした。
 だからスーツで参加しました。あとで考えてみれば、ニッポン放送のイベントにスーツで参加するのは珍しいかな?


▼会場のみなさんの眼の輝きに、胸の裡(うち)で感激しました。
 きのうは素晴らしい青空の土曜でした。こんな良き日に、堅い話のために集まってくださるみなさんの、祖国と社会を想う気持ち、ヒントを得てご自分で考えようとなさる志、凄いです。
 これがある限り、日本は大丈夫と思いました。


▼この、同じよみうりホールで来月は独立講演会なのです。
 独立講演会では、きのうのイベントではできなかったこと、すなわちみなさんの質問にどんどん答えていくことと、非公開、オフ・ザ・レコードの話もいっぱいしたいと思います。
 ただ残念ながら、もう〆切が間近です。
 なんともう明後日の正午で打ち切りです。
 よろしければ、お出でください。下掲の青いボタンを押せば、直接の申し込みができるのと、質問を書き込むことができます。

第89回 独立講演会@東京 (2019年 5月11日 : 4月16日(火)正午まで、お申し込み受付中!)

講演日 2019年5月11日(土) 15時00分~19時30分 予定 ★ここに誤記があり、訂正しました。指摘に感謝します。

【講演内容】危機は好機、しかし意図して祖国とアジアの好機に変えねばならない。そこを一緒に考えよう その2

【会場】よみうりホール(指定席) 読売会館7階

東京都千代田区有楽町1-11-1 こちらをご覧ください。

【受講料】一般 5,000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4,000円(税込)

【応募】 2019年4月16日(火)正午〆切 下のボタンを押し、そこに質問も書いてください 

              

 

▼きょう4月14日・日曜は、衆院大阪12区の補選が行われている現地に入ります。
 候補者は、故・北川石松環境庁長官の孫であり、故・北川知克環境副大臣の甥です。
 そこで世襲について、短くですが、記しておきます。
 安倍総理も世襲である日本の国会に、世襲ではない議員、異業種出身の議員が増えることを願っています。ぼくのこの、ほんとにちいさな、ささやかな苦闘が、そのわずかなきっかけになるよう日々、願って、一身を尽くしています。
 同時に、議員になる理由は、まさしく多様であるべきだと思います。
 世襲の議員がひとりも居てはいけないということには決してなりません。多すぎてはいけないということです。
 世襲にあたる人であれ、ぼくのように世襲と無関係な人間であれ、要は、本人の志のありようが常に問われます。

 安倍総理は、岸信介元総理のお孫さんです。岸総理が日米安保条約を少しでも日本の国益が増すように改定したにもかかわらず、在任当時も今も非難だけを浴び続けていることへの、安倍さんの子どもの頃からの疑問が、国の根っこだけは護ろうとする姿勢を支えているのではないかと以前から、考えています。
 それは、岸元総理の話題が出ると、安倍総理が堅く口を閉ざすことから、むしろ明らかだと思います。
 議員となって以降、ぼくは安倍総理との意見の違いがさらに際立つことが多く、この三年間ずっと苦しみ続けています。だからこそ、安倍さんにのこの、岸元総理から受け継いだものが無ければ、とっくに袂を完全に分かつしかなかっただろうと実感しています。

 ただし、安倍総理も、岸元総理、安倍晋太郎元外相からの三代目です。こうやって、孫の代まで世襲が続くことそのものは、数多くあってはいけないとも考えています。
 今回の衆院大阪12区の例も、似たところがあります。
 北川石松さんは、「男・石松」を自認された通り、環境庁長官の在任中に時の権力者、金丸信さんに立ち向かった例外的な人でした。息子の知克さんは、喧嘩早かったお父さんとは対照的に温厚な人でしたが、志がはっきり共通しているのが感じられました。
 今の候補者は、知克さん以上に、自己アピールが苦手なタイプだと思いますが、その誠実さに、受け継いでいる「芯」を感じます。


▼この大阪12区入りの様子は、明日月曜の「虎ノ門ニュース」の虎撮りなどでは紹介しません。
 補選は今、まさしく選挙中ですから。


▼維新は、まごうことなき堂々たる改憲勢力です。
 特に、九条のもたらし続けている日本特有の深刻な問題を超克するためには、維新との連携が不可欠だという考えは変わりません。
 考えの違うところもあって党が違う以上は、選挙という共通の土俵で正々堂々と戦って、そのあとはスポーツ(ラグビー)のようにノー・サイドとはいきませんが、連携すべきは連携すべきです。
 だからこそ選挙では、まさか中傷合戦になったりせずに、おたがいに伝えるべきを有権者に伝えることに徹し、主権者の判断に委ねるべきです。ぼくは今日、そのように活動します。


▼14時半ごろから、大東市で選挙カーに乗ります。


▼きのうのニッポン放送のイベントは、月刊Hanadaの連載エッセイ「澄哲録片片」(ちょうてつろく・へんぺん)の〆切と重なってしまいました。
 桜を見る会ではまさか執筆できず、ニッポン放送のイベントの開始30秒前にどうにか初稿を送り、イベントが終わってから会食を挟みつつ、つまり会食の席でもいつもの数次のゲラ直しが続き、帰宅してから今日の午前3時ちょうどぐらいに、念念校(初稿→初稿ゲラ直し→再校ゲラ直し→念校ゲラ直し→念念校)の確認も終わり、やっと完全にぼくの手を離れました。
 今月は10連休の影響で〆切が早まり、ふだんに増してのぎりぎり作業となりましたが、読者に届けることができて、編集者・校正マン・印刷所のみなさんのご努力に深く感謝しつつ、すこしホッとしています。
  良心派の編集者からは最後に「今月は10連休の影響で通常より3日早い4月23日(火)発売となります」という連絡が入りました。
 いつかは、いつの日にか、物書き専業になりたいですね。