難産だった新刊「不安ノ解体」 ( 飛鳥新社 / 例えばここ ) は今から発刊です。
 先日、こういう趣旨の書き込みがありました。「書店に予約していたら、もう版元にないので予約をキャンセルしていいかと言われました」
 その書き込みには、人気ですね、という趣旨もあったのですが、この地味ブログ以外にはまだ何の告知も無いので人気どころか、ほとんど知られていないと思います。

▼ただし、こうやってせっかくの予約が活かされない事態を、実は懸念していましたから、やっぱりという気持ちも正直、やや込めて、版元に聞いてみました。
 すると、良心派の編集者からこんな回答がありました。

「ブログへの書き込み、拝読いたしました。
読者の方にご迷惑おかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。

営業部、総務部にも共有いたしましたので
本件は、書店さんからご連絡が入り次第、
すぐに手持ち在庫でご対応させていただきます。

また今回は、150冊ほどの在庫をサイン会用に確保した直後だったため、
データ上、在庫がゼロに見えてしまった可能性がございます。
特に、発売前後は数字が日々変わるため、行き違いが生じてしまったのかもしれません。
その点も社内で共有しましたので、以後そうならないように注意します。

ただ、弊社から書店さんに
すこし取り寄せに時間を要する旨をお伝えすることはあっても
キャンセルを申し出る可能性は1%もございませんので、その点は何卒ご理解くださいませ。
(想像ですが、書店さんと読者様の間では
「時間がかかりますがよいですか? それともキャンセルしますか?」
といったやり取りだったのかもしれません)

いずれにせよ、求めてくださる読者には
すぐに本が手に入るよう、これからも誠心誠意対応してまいります。
もし他にも何かあれば、ご指南いただけますと幸甚に存じます」

▼諒解していただけるでしょうか?