フランスでは、在任中にかなりグレイゾーンなことをして問題になっている前の大統領のサルコジーとその弁護士の電話を盗聴したことが、政界を騒がせています。


司法大臣が、サルコジーの盗聴については知らされていないとして頑張っていたのですが、野党の追及のしつこさに業を煮やしたのか、昨日の記者会見で、検事局と予審判事の報告の手紙を、記者たちの前で振り上げて、こんな短い手紙に、盗聴の記録が報告できるか!と啖呵を切ったのです。





捜査等については守秘義務がありますから、当然記者たちもその手紙のコピーを配れとは言えないことを承知の上の芝居だったのでしょう。


ところが最近のカメラは性能が良いので、司法大臣の振りかざした手紙を写した映像を拡大すると内容が読めてしまうのです。





拡大した画像で読める内容によると、盗聴の内容が重点的に報告してあるのです。





「政治家はなぜ嘘つきか?」


しかし次第に世界中で、政治や国政がスペクタクル化してきましたね。お笑い芸人のドタバタ劇並ですね。


まあ、日本でもAKB48の総選挙と国会議員や知事選挙が同列に論じられるくらいですから、フランスのドタバタ劇を笑ってはおられませんね。