その後、ギャラリーのデザイナーである垣本さんに、
ご連絡をして再度お邪魔をしました~
またまた厚かましくも美味しいコーヒーをいただき
ギャラリーができるまでや、行灯の模様の意味を教えていただきました♪
すっごく楽しくってわくわくしながら聞いてました~
また奈良の歴史に大変見識が深く、
びっくりするぐらい知っているので何故かな~??と聞いていると
それもそのはず、
垣本さんは奈良まほろばソムリエの資格を持っているとのこと(笑)
どうりで~!納得いきました(^^♪
ではではどんな歴史があるのか?のぞいてみませんか?
そして最後に灯篭の写真をのせます(^^)/
こちらのギャラリーさんは、
1907年(明治40年)に創業した鍬や鎌を中心とした農耕器具を製造する村の鍛冶屋として奈良県の三郷町にある龍田大社の傍の田畑が広がるところで設立されたそうです
便利な物が無い時代だからこそ
繰り返し修理や手入れをしながら扱う道具たち。
人々の暮らしや情緒を豊かにするモノづくりを続けてこられたそうです
時代は変わり農具の需要は減少の中鍛冶屋から金属加工業へと改め
「垣本鉄工所」を設立し、板金、建築金物の製作が中心になる。
以後、大型の加工機を導入し、産業機械の部品生産へと転換。
1989年(平成元年)、社名を「株式会社カキモト」へと改名したそうです
ですが、リーマンショックによりメーカーからの受注が激減したが、
「職人達は長い年月をかけて、やっと一人前に成長していく。
すぐに解雇し、即再雇用というわけにはいかない
長年にわたり蓄積された知識と職人達の技術は守っていかなければ」
そんな思いを持ちながら不況の中、どうすればと考えれたのが
「職人の腕+ハイテク技術」で創りあげる
先人から受け継いだ職人達の優れた技術力、最新のレーザー加工、
国内メーカーの部材を使用し、
こだわりと癒しを追及した製作をモットーとし
万葉のふる里の奈良や各地の情景、
古来から伝わる文様などをモチーフにした
五感で感じられる日本の工芸品
最新の技術で作られているのに、
どこか懐かしく心が癒されるそんな工芸品です
オーダーメイドでお作りする世界でたった一つだけの製作もされているそうです
そして今回私が見せてほしいとお願いした灯篭!!
見たら絶対にほしくなりますね~
何だろう、昔あった行灯篭とは違いますが、昔よりさらに洗練されて
蘇った、そんな感じです
ちょっと私のつたない撮影なのであまり伝わらないかもしれませんがその写真です
屏風とセットでお部屋に置くと心が癒されるの間違いなしです
今回私がなぜ心を惹かれたのか?
それはきっと、
日本のものにこだわり、人も物も大事に、使い捨てではないと教えてもらった気がします