【ザ・マジック】と有人レジが消えた日 | 自分で癒やすこと 〜モドルミチ〜

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生きづらさ、苦しみ、不安、焦燥感、罪悪感と一緒に。

こんにちは

さとみです付けまつげ



感謝をすることにフォーカスで

意識の筋トレ

ザ・マジック17日目です。

 

 


先週の話になるのですが

日常の中で

印象深い体験がありました。



我が家の買い物拠点である

1番近いスーパーマーケットの

食品エリアで

有人レジがなくなり

100%セルフレジ化!!

というけっこうな

パラダイムシフトが起きたのです。





いやービックリしました。

改装のため数日閉まるとか

新しいセルフレジがOPENとか

日々、張り紙を目にはしていたものの。



まさか

店員さんが商品をスキャンして

会計をしてくれるあの食品レジが

いっこもなくなるなんて。

これっぽっちも想像してなかったんですよねー。



以前は10列くらい有人レジがあり

端っこに8台ほどのセルフレジが

ありました。



それが今や

6台くらい ✕ 6列くらい?

35〜40台くらいのセルフレジが

ズラーーーーっと並んでいますあんぐり



前々から夕方や休日は

レジ待ち長蛇ではありましたが。

この一大改変によって

カオス感がすごいことになっていました。



1週間経って

どうにか、お客側もスタッフさんも

慣れてきた感じは出てきましたが

それでもまだ混乱の状況ですね。



高齢の方や

外国人ぽい方への対応はもちろん

そうではない一般層への

誘導や対応にも

ワチャワチャとなっている

壮絶な現場がそこにあります。



…という、何気に生活を揺るがす威力を持った

ビックリ大改変の前日のことです。



放デイ終わりの次男と

スーパーを抜けて帰ろうとしたときに

次男がブドウぶどうを見つけて

食べたいとお願いされました。



旬になってきて

お手頃だったので

ブドウだけをレジに持っていきました。



「レジ横」と言われる

パッと追加でカゴに入れられそうな

陳列棚が撤去されていて

アクリルカバーや色んな装飾物も外され

いかにも改装直前といった

ガラーンとした風景にやや面食らいつつ。



カゴに入れていない

ブドウをレジに置きました。



お待たせしました

ピッ

ポイントアプリはお持ちですか?

ピッ

○○円です、お支払いはどうされますか?



慣れ親しんだ

このやり取りが

まさか最後になるとは

そのときは知りません。



何事にも感謝、を実践中ですので

会計をしてくれる店員さんに

「お会計、ありがとうございます」

という気持ちと

「ブドウ嬉しいな」という気持ちで

笑って、目を見て、お礼を言いました。



何度も対応してもらった覚えのある

年上の女性の店員さんでした。



神々しいとはこういうことなのかな。



そういう微笑みと礼を返してくれたんです。

背筋がスッとのびていて。

忘れられない、とても心に残る表情と動作でした。



私は、このスタイルのレジが

明日にかけて忽然と消える

なんてことは知らないので。

そのあまりにも純度の高い

店員さんの凛とした佇まいを

すごく不思議に思ったんですよね。



感謝の実践をしているから?

ブドウに大喜びの次男が可愛いから?



いや、でも私は普段から

レジで「ありがとうございます」を言う方だし、次男もいつも通りだし。



なんであの方、あんなに素敵な見送りを

してくださったんだろう??



まぁ、やっぱり

感謝にフォーカスしているからかな!

次男がいつにも増して微笑ましいキャラ醸し出していたのかな!

こちらの気持ちが弾んでいたからかな!



なーーんて解釈していたのですが。



その翌日。

まさかの事態に直面し。



あぁ、そういうことも、あったのか、な。



呆気にとられながら

前日の、あの瞬間を、じっくりと

思い出しましたね。



ある意味で

渋谷の東急本店の最終営業日と

同じ状況

我らが地域のスーパーマーケットでも

起きていたのかなと。



55年間のご愛顧

誠にありがとうございました。

閉まりゆくシャッター越しに

深々と、ありったけの感謝を込めて

礼をする従業員と

これまでありがとう忘れないよと

手を振るお客さん。



あのときの

あの店員さんと、私達親子は

地元のとあるスーパーの一角で

もしかしたら相互に、

ずっと思い出として残る瞬間

共有したのかもしれないです。



レジ接客の締めくくりだったかもしれない。

これを期に職場を離れるのかもしれない。

この場所でのこの業務がなくなるとは少し前まで想像していなかったかもしれない。

この仕事や人との触れ合いが好きだったかもしれない。



分からないですけどね。



何かしら、店員さんの方にも

思い入れのある日ではあっただろうなって。

そこに見慣れた客の一組であろう

ブドウ抱えた感謝感謝中の主婦と

ランドセル背負ったウキウキ低学年。



これまでたくさんこなしてこられた

レジ業務の一連のことに

あんな日もあった、こんな日もあった

そんなたくさんの思い出に

ギュッと想いを込めて

目の前の私たちに、感謝の魔法の粉をふりかけてくれたのだろうか。



そんなことを、たびたび思う

この1週間なのでした。



なんだか壮大にしてしまいました(笑)

有人レジのスーパーやドラッグストアは

他にも色んなところにありますし。



そういう慣れ親しんだ環境が

完全に消えたわけではないんですけどね。



最も利用頻度の高いところってことで。

感傷的です、今もまだ。



とはいえ、変化についていかないと

新しい環境を好きになれないので。

まだ利用者が少なく、並ばず会計に進めるスマホレジ活用に励んでいるところですひらめき



これまでとは違った働き方で

レジ運用の安定化に務めてくださる

スタッフさんにも改めて感謝の気持ちを持ちつつ。



買い物のスタイルを再構築していきますー



あのとき、ブドウを欲しがってくれた次男にも、ありがとう、です。

おかげで、貴重な思い出を得られたのですから付けまつげ