こんにちは
さとみです
前回記事の続きです
前回
Eテレ「すくすく子育て」を見て
落ち込んでしまう理由を
「テレビ番組」という視点から
考えました。
今回（最終回）は
「HSPママ」という視点で
まとめていきます。
を読んで共感してくださり
あれ、私HSPなのかな？
と引っかかった方にもぜひ届くといいな
あなた一人じゃない！
好きでひねくれたわけじゃない！
性格が悪いんじゃない！
ただ、あなたの抱えている事情は少々複雑で。
癒される場所は
テレビじゃなかっただけ。
それだけのことなんです。
そのことを、届けたいです。
今日はこんなお話◇自己肯定感「低め」あるある
◇HSPさんの情報キャッチ力
◇低め自己肯定感×高いキャッチ力＝どつぼ
◇HSPさんの情報キャッチ力
◇低め自己肯定感×高いキャッチ力＝どつぼ
◇まずはここから
【すくすく子育て】を見て落ち込む理由③
前回記事で、
HSPさんは人口の20%と言われている
少数派なので、
大多数に向けて制作された
「テレビ番組」に違和感を持つのは
仕方のないことと、書きました。
「あ、私の考えとちがうな」
「あ、コレ合わないな」
違和感を、自らの感覚を、
信頼できていれば
落ち込むことはないですよね。
どうして落ち込むの？
それはつまり
自信がないから
なんですよね。
では、なんで
HSPママだと
自信をなくしがちなのか。
そのことを
より詳しく考えていきます。
①自己肯定感「低め」あるある
HSPだから自己肯定感が低くなるのではありません。
あくまでも「あるある」なだけです。
低くなりがち
とは言えるのだと思います。
それはどうしてなのかというと
やはり「少数派の感覚」を
持っていて。
その事実を知らずに
生きてきたことで
「大多数の感覚」になれない
自分を疑問視したり。
親や先生や先輩に
「なぜこう考えられないんだ」
「なぜできないんだ」と
チクリと言われたり。
周囲に打ち明けたところで
共感を得られなかったり。
疎外感、孤独感を感じ
「自分はおかしくて周りが正しい」
という思い込みを
人知れず、強めていってしまったから
だと、思います。
何十年も積み重ねて
すっかり自分の感覚を
信用しなくなってしまう。
私が思うことなんて
どうせネガティブで
間違っているから。
「みんなはどう思うのか」
を知って
それに近づくしか術がない。
世の中とズレずに
やっていきたいと強く願い
他人の正解を確認することが
クセとして定着しています。
自己を否定して
他者を全面的に信頼している状態
ですよね。
だから、心の底から
なにかの違和感を感じたとしても
違和感を感じること自体を
責めて、否定してしまいます。
テレビ（専門家）はこう言っている。
自身もパパママであるMCも
相談に来ているママも
それを絶賛して素直に受け入れている。
SNSを見ても
「参考になった」
「すごく救われた」
「すぐやってみる」の声ばかり。
そっちが普通
そっちが正解
モヤモヤする私はひねくれもの
できない私はダメお母さん
こんなこと思うのは私だけ…
そのモヤモヤ
あってもいいし
感じるのは仕方ないし
「みんな」と感覚がちがうことは
別に悪いことじゃないんですよね！
ですが、
なにせ「自分を信頼できていない」ので
孤独感いっぱいとなり
自分を責めて
落ち込んでしまうのだと思います。
②HSPさんの情報キャッチ力
HSPさんには「DOES（ダズ）」という
4つの特徴があります。
（１つでもなければHSPではないと言われています）
①Depth of processing
深く考え、 深く処理する
②Overstimulation
過剰に刺激を受けやすい
③Empathy and emotional responsiveness
感情の反応が強く共感力が高い
④Sensitivity to subtleties
ささいな刺激を察知する
『すくすく子育てという
テレビ番組を見ているHSPママ』は、
このDOESから考えると
こんな↓感じになります。
・画面に出てきたママにはめっちゃ感情移入。
・悩みが被っていたら興奮する。
→画面の人と自分の境がなくなる
・番組が見せたいこと以外も全て目に入ってくる
・自分との些細な違いを拾いまくる
→関係ないところで画面の人と自分を比較しながら見る
・得た知識情報を、小さなことも逃さずインプットする
・専門家の言葉、MCの反応、相談者の受け答えを、自分に当てはめ深く深く考える
→情報量が多く、脳がフル稼働し、疲れる
25分くらいの番組で
共感して、入り込んで
比較して、違いをリストアップして
インプットして
考察して
大忙しです。
頭、大忙し
ネガティブでなくても
情報に触れているとき
HSPさんの頭は、忙しいんです！！
それが
癒しの動物番組ではなく
くつろぎの旅番組でもなく
疑似体験で済む
ドラマや映画でもなく
大切な我が子の
育て方に関するテレビ！！！
学びの時間！！！
そりゃあ
リラックスもできないし
疲れ、ます、よね。
情報を取り込んでいるだけで。
HSPさんは疲れてしまうんです。
③低め自己肯定感×高いキャッチ力＝どつぼ
前回記事のなかで
こんな私の心の声（当時）がありました。
『そして怒っちゃうし。
この画面のママみたく
そもそもの愛情が
溢れ出している訳じゃない。
ただ私がポンコツなだけ。
私には同じ土俵に立つ資格なんてない。
ただ、ダメ母なだけ。』
これが、まさに
情報を拾いまくったことに
自己肯定感の低さが
掛け合わされて
どつぼにハマった状態です
低め自己肯定感
×
高いキャッチ力
＝
どつぼ
（HSPママあるある）
つまり、
自己肯定感が低い前提で
どうでもいい情報・自分との違いまで
ピックアップすることで
初めは「同士」だと
感情移入していた
画面上のママに
いつの間にか
劣等感を抱いてしまうんですよね。
・部屋めっちゃ片付いてる
・経済的な余裕がありそう
・服のセンスがいい
・着飾ってないのにナチュラルに美人
・スタイルいい
・お子さん愛嬌ある
・お子さんの成長早い
・パパ優しそう
・手作りご飯のクオリティ高い
・そんなに何種類もの野菜を？
・調味料めっちゃある
・冷凍時短技活用してる
・絵本の数すごい
・木製知育玩具で意識高い
・バスタオル柔らかそう
・パジャマがボタン式だ
などなど
前回も書いたとおり
「ほんのり取材仕立て」な
画面上のママは
実際とは少なからず
違う見え方のはずなのですが。
あえてフォーカスされていない
個々の事情もあるはずなのですが。
自分ができていなくて
気になっているところが
できている。
こどもに望んでいることが
すでに叶っている。
自分にはないものを持っている。
自分ほどの問題を抱えていない
優秀なママ
に、見えてしまうんです。
テレビマジック！！！
そう、マジックなんですよね。
そんな気がしちゃうだけ。
そんな風に見えちゃうだけ。
隣の芝生は青く見えるだけ。
光の当たり加減なだけ。
なんですよね。
でも、自己肯定感が低かったら。
そんなことには
気がつく暇もないほど
心が乱れて乱れて
ザワザワの波に溺れてしまうんです。
あぁ、見なければよかった。
なんでこんなに落ち込むんだろう。
私って、私って
どこまでもダメだなぁ。
追い討ちをかけて
自分を責め
落ち込んでしまうんです。
低め自己肯定感
×
高いキャッチ力
＝
どつぼ
これが、HSPママが
「すくすく子育て」を見て
落ち込んでしまう
最大の理由だと思っています。
④まずはここから
落ち込んでしまう根っこの理由が
明らかになりました！
前回の結論
→そもそもHSPママにとって、テレビは安心を求める場所ではない。
今回の結論
→自己肯定感の低さがHSPの特徴と掛け合わされて、「落ち込み」につながる。
ここで朗報です
①HSPの特徴であるDOESは
一生変わりません
むしろ才能です
②自己肯定感は
上げることが可能です
今、落ち込んでしまうあなたも
落ち込まずに
いられるようになれるんです
まずは
今の状態を知ること。
その状態になっている理由を
知ること
そこから「ラク」な
生き方が始まります！！
私はツラかったです。
「すくすく子育て」は
いい番組なのに
どうしても落ち込んでしまう。
落ち込んでいるのに
そんな自分を責め
前を向け！と叱りつけることしか
していませんでした。
だからこそ
同じ感覚で苦しいママに
今、伝えたいのです。
まずは知ってほしいです。
HSPであること。
HSPの特徴。
「すくすく子育て」を見て
落ち込んでしまう理由。
そして
1対1の丁寧なケアこそが
救いになり
安心になり
仲間たちにつながると
希望を持ってほしいです
私は、今も道半ばにいますが
HSPである自分のことが
大好きになりました
あなたにも
あなたの才能を
大好きになってほしい。
そう心から願っています
3回にわたり
お届けしました
【「すくすく子育て」を見て落ち込む理由】
お読みいただき
ありがとうございました
また、番組名を思いっきり
出していることで
制作に関わる方や
番組が大好きな方を不快にさせて
しまっていたら
申し訳ありません。
唯一無二の番組だと思います。
HSP落ち込みママのお悩みにLINEでお話してみませんか？
↓こんなHSPママにオススメ↓
◇育児がツライ
◇周囲のママ友と自分を比べてしまう
◇「すくすく子育て」を見た後
なぜか落ち込んでしまう
何が苦しくてキツイのか
どんな不安や心配、罪悪感があるのか
本当はどうなりたいのか
一つ一つ、聞かせてください。
たくさんの意見や視点で
こんがらがった頭の中を
一緒に整理していきましょう！
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