ブラック・ショーマンを読み返したり
していたので、気になってた
マスカレード・ライフも
買って読了しました。
面白く、先が気になって一気に読めました。
マスカレード・ホテル
マスカレード・イブ
マスカレード・ナイト
マスカレード・ゲームと来て
早くも5作目。
今までの、ホテル、イブ、ナイト、ゲーム
は、何となくオシャレなホテルを舞台に…
という感じを醸し出しているネーミング
ですが、
題名が------ライフって、最初に
見た時は、どういう内容…???
ホテルを老人ホーム化でもするのか?
などと心中、茶化したりしておりましたが、
読後の今はそんな事考えて申し訳ない
気持ちで一杯でございます🙇♀️
マスカレードシリーズの中で一番心に沁みました。
ネタバレしたくないからあまり書け
ませんけど、主要登場人物、
新田浩介と山岸尚美⤵︎
今作プロローグは、浩介が高校生時代の
話から始まっており、
そのエピソードが今作の伏線になって
いるのかと思い、じっくり読んだのだけど、
今まで語られなかった浩介と浩介の父親
との関係性を伝えたい為だけ?
今となってはそうとしか💧
まあ、そういう持って行き方もありますかね。
そして、少しビックリしたのは、警察官
だった浩介がいつの間にか、
警察を辞めて、
ホテル コルテシア東京の、保安課長に
転職していたこと❗️
だから今までの作品では、コルテシア東京
で「起こりそう」な事件で、浩介がホテルに
「潜入捜査」をするという形だったのが、
今作では、ホテル「内部の人間」の目線に
なっている。
最初は「いかにも刑事」だった風体を
尚美に徹底的に注意され、直されたり
してたのに。
でも、今回はこの設定でないと書けない話
だったのかも。
今作では、ホテルで行われる文学賞の
選考会と授賞式、
そして現在はシアトルで法律事務所を
構えている浩介の父が、日本での弁護士
時代に関わった刑事事件の関係者が出て
くる事案。2つは、@コルテシア東京で、
同時進行で描かれるが、全く関連は無い。
けれども、皆んな仮面を被り生きていて
心の内は見せたり、見せなかったり、
という共通点。
マスカレード・ライフは、「仮面を被った
様々な人生」ってことなのか?
もっと熱く語りたいけど、この辺に
しときます。
今までの作品を読んでこられた方には、
お馴染みのメンバーが、又出て来て
活躍しているのも嬉しいです。
内容は今までよりも数段深く、面白い
ので、早く映画化されたらいいなぁと
思っています。