界雲仙の晩ごはん


活版印刷体験が終わり、
ちょっとお部屋でゴロゴロしていたら
晩ごはんの時間⏰

フロント横の入り口から入っていくと

食事処があります。


迷路のように入り組んでいますが、

その壁すらも芸術的なんですよ〜


思わず見入ってしまいます。


通路は必要最低限に暗いのも

ムーディ〜で良い


お隣とは遮断されています。

(ただし、後でどこかに来た

オヤジの団体にはうるさくて閉口した悲しい)


2人で座るには広すぎるようなテーブル


どんなお料理が並ぶのか楽しみ😊


今日のお献立


鬼やらい👹湯せんべい


トンカチ🔨⁉️



席の担当スタッフさんから説明で、

全国の界には独自の先付けがあって、

界雲仙では、鬼を木槌で叩いて食べる

鬼やらい

なんだそう。


湯せんべいは遠江屋さんの湯せんべい。


早速叩くと、長崎名物の

煮豚をペースト状にしたものが

入ってました。


薄張りグラスでいただくビール🍺は

何故か美味しいものです😋

ウチも欲しいけど、割るのが怖くて買えない


ビールのほかカクテルのメニューもあります。


お、もう土瓶蒸しですね。


甘鯛、海老真薯などの土瓶蒸し


すだちを絞りいただきます。

土瓶蒸し、なんか好きなんだよね〜



ミニ卓袱料理って事で二人分を

小さな卓に載せられて。


お刺身旨し。山の上だけど、

小浜も近いし、お刺身は新鮮。


海老の紹興酒漬けにイクラ載せ


宝楽盛り

書かれているメニューと照らして、

どれがどの料理か考えながら

食べてください。と課題を出される。



これが

変わってて

いぎりす酢味噌って書かれてたんだけど、

いぎす藻という海藻で作ったところてん

みたいなものらしいです。

地元の料理。


わぁ〜

ケーキみたいラブ

どれから食べようか目が迷う。


仕切られた小部屋の片隅で

コトコト、炊かれている鍋はご飯かな❓


天ぷら


お野菜中心の天ぷらは、

量も適量で良い。


蒸し物の

蓮根餅茄子べっこう餡


手のこんだお料理って分かります。


炊かれていたのは

五島三菜の土鍋ごはん


干し菜を炊き込みご飯にするのを

この辺ではよく食べられているそう。


赤だしと


香の物


赤いスプーンが付いているのは柚べし


焼き物の和牛の小鍋仕立てに

柚べしをのせていただきました。



最後のデザートは

枇杷のかんざらし界雲仙風


かんざらしとは、

白玉団子の事なんですけど、


雲仙の名物っぽい。


そして、この黒豆みたいなのは、

枇杷の種


スタッフさんの話では、種には毒☠️が

あるので、何回も毒抜きするんだとか。

毒もあるけど、薬用にもなるみたい。


いただくと、ちょっと芯のある黒豆

という感じ。良い感じの甘味で

食の締めくくりに合ってます。


とても期待した界雲仙のお夕食。

手がこんだ、珍しくも素朴な味わい。

とても美味しかったです。


でも、ご覧になってお分かりのように、

必ずしも特別な、超高価な食材は使って

いるわけじゃなく、地元で昔から

普通に食べられているものを

多く出している感じです。


それでこんなに満足出来るなんて。

やっぱりさすが界雲仙だわ…


ご馳走様でした🙏